「身長が低くて困るのは高いところのものを取るときだけだ」と9月11日のブログに書きました。
次男はびっくりするほどの汗っかきで、一日に何度も着替えます。
ですから洗濯物の量がとても多いです。
夜中に自分で洗濯をします。
基本的には風呂場に干すようですが、干しきれないので部屋干しをします。
自分でロープを張って干しているのですが、とても体裁が悪い上に機能的ではありません。
そこで入蔵が洗濯物を干すための専用ロープを張ることにしました。
こういう時は流石に背が低いと不利です。
でも、設置場所は相当高く設定するので、背が高くとも、たぶん脚立、少なくとも踏み台くらいは必要でしょう。
そうでもないかな?
とにかく入蔵は脚立を用意して作業開始です。
洗濯物を干す装置ですから、石膏ボードの下の支えの木の柱を探して、その上に設置しなければなりません。
専用工具を買って柱を探し、ドリルで穴をあけ、ネジを打ち込みます。
次男を立ち会わせ、設置位置を相談しますが、柱のある場所でなければしかたありませんし、部屋の真ん中というわけにもいきません。
いろいろ考えた末、出窓の近くに設置することにしました。
ロープを受ける方の装置は、苦労しましたが、なんとか設置できました。
後はロープを収納してある方を設置すれば終了です。
こちらの装置からロープを引き出して、受ける方の装置にロープを引っ掛ける構造です。
出窓のすれすれに脚立をたて、入蔵がドリルで穴をあけネジを打ちます。
本来ならこの作業を次男がやるべきでしょうが、次男は設置位置の確認をするために、脚立のすぐ右脇に立ちます。
入蔵は左足を出窓に続く棚状の部分に乗せ、右足を脚立に乗せます。
設置したい場所には脚立が寄せきれないからです。
どうも、入蔵の持っているドリルはネジに対して細すぎるようでした。
受けの方ではなんとかなったのですが、こちらではネジが石膏ボードを通過し、木部に達すると止まってしまいます。
ドリルのトルクも足りないようです。
こういった作業をほとんどしない入蔵にとっては本当に骨の折れる作業です。
一休みして、太いドリルとトルクのある電動工具の買い出しに行きました。
買い物から帰ると次男はちょっと休憩です。
もう、ネジを打ち込む場所はわかっています。
入蔵は一人でやってしまうことにしました。
適切な道具を揃えれば作業はとても簡単です。
さっきまでとても骨の折れた作業が、簡単に終えられるはずです。
入蔵は一人でやってしまうことにしました。
残り3本打ち込まなければならないネジのうち2本を簡単に打ち込み、後1本です。
楽勝です。
ところが最後の1本を打ち込み終わった瞬間に、あろうことか、右足を乗せた脚立が右に滑って行くではありませんか。
あっという間に入蔵は転落し、さっきまで左足を乗せていた棚の上の縁に、左の脇腹を打ち付けました。
一瞬息がつまりましたが、大丈夫そうです。
左の脇腹は痛いですが、上から撫でても、それほど痛くはありません。
いや?
うん?
動くと結構痛いかな?
おや、屈むと結構痛いぞ。
分類すればこれは激痛かも。
困ったことになったぞ。
ちょっと休日当番の診療所に行ったほうが良いかな。
調べてみると、入蔵がいつもかかっている整形外科の診療所が当番診療所でした。
入蔵は行ってみることにしました。
診察の結果
肋骨が4本折れていました。
本当に骨の折れる作業だったのです。
後で、次男に聞いたら
「脚立が僕の方に滑ってくるので、僕が足でとめていた」のだそうです。
どうしてそれを早く言わんか!
です。
昨日は流石にブログお休みしました。
痛み止めと胸につけたバンドのせいで座っているだけだと、今はあまり痛くありません。
屈んだら地獄です。
でもブログは書けました。
このブログは日々の生活記録でないところを目指していますが、今日はそんな格調高い記事を書くのは無理でした。
そんな記事見たことない?
そんなはずはないけど・・・・・。
入蔵、痛みでちょっと頭が混乱しているようです。
今日はこれくらいにしましょう。
ではまた(^^)/