福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

フッ素製品の普及

2018-01-17 | フッ素について

むし歯予防に最も効果的なのは、フッ素の応用というのは長年の歴史と研究で実証されています。
歯科医院でのフッ素塗布はもちろんですが、日々のケアの中でフッ素配合の製品を地道にというか普通に使っていくのも当然効果的です。 
歯科医院専売のフッ素製品は21世紀になって次々と登場して来たわけですが、市販で同様の製品は? というと遅れてました。
ところが最近、ぼちぼち同等の製品が出てきました。
先日、代診のH先生から話があったのがクリニカのアドバンテージコートジェル。昨年夏頃より歯みがき剤のフッ素濃度上限が1500ppmに引き上げられました。
それに合わせた、1450ppmと濃度高めのフッ素ジェル。ミント味で小学校以上での年齢にはオススメです。 



 


ウェブサイトでの説明でも、就寝前に塗る感覚での仕様を勧めていて、私達が患者さんに説明しているやり方と同様。
うがいは控えめで1回といっていますが、しなくてOKです。





これはフッ素洗口液。効果は高いのは実証されていますが、若干お値段高め。
歯磨きプラスの習慣づけになりますので、習慣化に意識、努力は必要とは思います。 
ロキソニンなどと同様で、薬剤師の説明を受けて使用するというステップが必要ですので、コンビニ、スーパーマーケットでは販売されていません。





当院では最もオススメして、ほとんどの患者さんが使用してくれているフッ素ジェル。
フッ素濃度400ppm以上ほどないと効果的ではないのですが、やっと条件をクリアする製品が出始めました。
フッ素濃度は960ppmで合格です。
今まで、市販のほとんどのフッ素ジェルは濃度低過ぎで効果的とは言えませんでしたので、これは進化です。
市販品の方が、若干お値段安めも患者さん側は嬉しいですね。 
 




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 症例を選ぶ 出っ歯編 | トップ | 新年会です »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿