福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

講演会は盛況

2017-11-02 | できごと

9月に続き、昨日は福岡小児歯科集談会の講演会を開催しました。
マスダ小児矯正歯科の増田純一先生をお招きして、「乳幼児期の食べ方噛み方が、生涯のかみ合わせと口腔機能を作る」と題して、講演頂きました。
集談会の講演会は、基本会員外でもビジターとして参加できるようにしていますので、今回は特にビジターの参加も多く、会場は満員状態で盛況でした。
増田先生の人気ぶりも分かりました。






乳幼児期に始まる食べるという機能の獲得期から高齢者の食べ方まで、そして歯並び噛み合わせの関係など、ライフサイクルを通じたお話でした。
一昨日は、歯科衛生士会のメンバーと特別支援学校の歯科指導を行ったのですが、集談会講演会の話をしたところ、早速ビジターとして参加してくれました。
私自身も、障がい者歯科で摂食嚥下の問題も関わることもあり、かつ矯正歯科分野で歯並びかみ合わせと、口呼吸、口唇の閉鎖、舌の位置などの関連も重要で、これらが繋がるお話だったと思います。
増田先生はこのことを20世紀の時期から着目されており、最近歯科業界も追いつきつつあるというレベルではないでしょうか。
シンプルに言えば、食べ方、咀嚼という生きるうえでの基本を診るべきいちばんのプロフェッショナルは、歯科医ということなんです。
それをあらためて自覚しなければ、と感じた講演会でした。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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