永久歯が出て来たくらいの時期から、前歯が噛みあわなくなっている患者さん。
片側の奥歯の噛みあわせが逆になって、下顎がズレている問題もありましたので、上顎の幅を拡大しました。
噛みあわない主たる原因は舌が前方下方に出ていることですので、突出しないように、拡大装置にフェンスを組み込みました。
奥歯の噛み合わせは改善し、上下前歯のあき具合も改善傾向にあります。
前歯については装置の限界があると判断し、これからは訓練が主体になります。
舌が前に出て来るというのは、口呼吸とか、口唇が常日頃開きっぱなしということと関連が深くあります。
前医で使用していたプレオルソを復活させ、就寝時を中心に使用してもらうこととしました。装置の装着で鼻呼吸の誘発が期待されます。
また、舌や口唇の力がアップするように「あいうべ体操」を1日30~40回実行してもらうようにしました。
バランスが正常方向に向かうことで、成長期の歯並びかみ合わせの改善は充分期待できます。
このような噛み合わせの場合、原因除去ができれば大きな問題解決になります。
患者さん側の協力が重要で、気長な取り組みが必要です。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam
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