大村あつしオフィシャルブログ

武漢オープン１回戦

キャロライン・ウォズニアッキ vs サマンサ・ストーサー

全米オープンで６試合、東レPPOで５試合戦って、その足で中国に乗り込んできた、

テニス界のマリリン・モンローことキャロライン・ウォズニアッキの体調が心配だったのですが・・・

入場のときに左太ももを包帯でグルグル巻きにして登場してびっくり。

東レPPOの決勝を見ていないので状況がわかりませんが、単なる疲労ならいいのですが。

（というか、疲労でもよくありませんが、この点は後述します）

相手は、今年はクレーコートでしか活躍できていないサマンサ・ストーサーですので、まあラリーに持ち込めば自滅してくれるわけですが、案の定30本以上のUnforced Errorsで自滅しました。

ストーサーは、途中でバックハンドのスライスに活路を見い出そうともしていましたが、彼女のスライスはフラット系なので、ウォズニアッキのウィナーを喰らって、逆にウォズニアッキを助ける形になりました。

しかし、ウォズニアッキは明らかに左太ももの影響で、ダブルセカンドとは言いませんが、1stサーブも徹底的に確率重視で（左太ももの不調なので、サーブの時に踏ん張りがきかないと判断したのでしょう）、80%以上を入れて、しかしそのサーブをストーサーが勝手にリターンミスしてくれたので、これもウォズニアッキを助けましたね。

ちょっと退屈するくらいの楽勝でしたが、この左太ももは気になりますね。

明らかに全米オープンで覚醒したウォズニアッキは、当然この全米オープン準決勝で負けたアンジェリック・ケルバーに雪辱を果たすべく、来年１月の全豪オープンを睨まないとなりませんので、ここでの怪我だけは避けたいですね。

一応、コートを縦横無尽に走り回ってはいましたが、太ももの状態はわかりませんが、この大会は棄権したいところですが、現在レースランキングが20位で、エリートトロフィーの出場権がかかっているのがつらいところですね。

個人的には、疲労がなくなれば、まだ北京オープンもモスクワもありますし（今のウォズニアッキが早期敗退するとは考えにくいです）、最悪エリートトロフィーを逃しても、彼女の真の目標は再び世界一になること、そして念願のグランドスラム初制覇だと思うので、来年１月の全豪オープンを意識しながらの戦いにすべきだと思います。

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