わたしはカメラで何枚もウェディングドレスを着たまま縛られた姿で写真を撮られます。

「ほらっ。上目遣いでカメラの方を見な」
初老の男性がわたしに指示を出し、若い男性が連写するように写真を撮り続けます。

ベッドに寝かされたり、座った姿勢にさせられたり、猿轡をされ、縛られたまま色々なポーズで何十枚とわたしは写真を撮られました。

縛られて動くことや話すことができない中、恥ずかしさと自分の意思とは関係なく男性の性の欲望のまま写真を撮られていく情けなさと、そんな感情が入り乱れながらカメラに目をやっていました。

カメラや動画の撮影は長い間続きました。
机の横にあった洋風の椅子に座らされ、後ろ手に縛られたまま椅子の背に縄でくくりつけられ、足首も縄で縛られた後、鼻をフックで引っ掛けられるとその表情をわたしに鏡で見せます。

「綺麗な新婦が鼻の穴を出した、こんな顔になってしまいましたね」

「綺麗な女性が汚れていく姿もええなあ」
2人はそんな会話をしながら、わたしの方を見ます。

写真を撮り終え、ふたりはベッドに腰をかけ、たばこを吸っていました。
その間も鼻のフックをされたまま、猿轡をつけられ、椅子に縛られたままです。
強く鼻を引き上げられていたので、形が変わらないか気になっていました。

ふたりがたばこを吸い終わり、椅子に縛られていた縄を解くと、猿轡と手と胸の周りの縄はそのままにベッドに寝かされます。

そして、初老の男性が寝かされているわたしに覆い被さると、ドレスの胸の隙間から手を入れ、胸を揉み始めました。

男性は胸に入れた手で両方の乳首をつまみ、指でクリクリとし始めます。

「うっ。ううっ」
乳首の刺激に気持ちよくなってしまい猿轡の上から篭った声を出します。
すると、男性はまたゆっくりと乳首を触り、わたしが感じるようじわじわと刺激を与えます。

「女っぽくなってきたやないか」
初老の男性が言います。

乳首を摘まれるたびに力が抜けていく、そんな感覚でした。

乳首の刺激に酔っていると今度は男性は舌で乳首を舐め始めます。

乳首を口で吸い、舌で転がすように舐め回し、片方を吸うとまた片方と繰り返し吸ったり、舌に転がされたり、これまで感じたことのない快感にわたしは悶えました。

わたしの気持ちは女にと導かれて行きました。