症例16 | 仙台下肢静脈瘤クリニックのブログ

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68歳 女性

左下肢静脈瘤

 

術前

 

術後1ヶ月

 

今回は太もものみの手術でしたが、ふくらはぎの内側の血管も目立たなくなりましたね(*^^*)

症状も、少しずつ改善していきます(^O^)/

 

院長より

下腿内側にある典型的な大伏在静脈型の静脈瘤です。

大伏在静脈の焼灼術を行っております。

瘤はまだ残っていますが、今後時間をかけて吸収されていきます。

 

 

 

下肢静脈瘤血管内焼灼術について

治療内容

逆流している伏在静脈に高周波カテーテルを挿入し、局所麻酔下に血管の内側から高周波を照射することで、静脈を閉塞させ静脈血の逆流を止める治療です。治療によって症状は改善し、静脈瘤は目立たなくなります。

リスク・合併症

  • 必ず起こること:腫れ、軽度の疼痛(数日で改善)、内出血(1か月で消失)
  • 時々起こること:水疱(テープに負けによる)、血栓性静脈炎(血管に炎症起きて痛みが出る、1週間程で自然に軽快)
  • 滅多に起きないこと:神経障害(皮膚の感覚の低下、しびれ、300例に1例ほど)
  • 文献レベルでの報告があること:深部静脈血栓症(深い血管に血の塊ができる(0.1%))

治療にかかる費用(片足治療の場合)

診察内容

1割負担の場合

3割負担の場合

硬化療法

約1,800円

約5,500円

高周波治療

約15,000円

約45,000円