中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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閑話休題;また大腸ポリープを切除する

2017年10月19日 16時15分50秒 | 閑話休題:日々雑感

         閑話休題;また大腸ポリープを切除する

入院1日目;2017年10月18日(水) 曇り後雨

 先週土曜日(10月14日)から今週月曜日(10月16日)まで,雨の中を3日間ひたすら歩き続けた.そして,3日目の夜やっと帰宅した.
 翌,10月17日(火)の午前中は久々に雨が降らない特異日になった.でも3日間の強行軍(でもないか…)で貯まった汗臭い洗濯物を洗ったり,留守中のメールを処理したりしているうちに,瞬く間に一日が終わってしまった.
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 次いで10月18日(水),年に一度の鎌倉市の健康診断をかかりつけの医院で受診した.
 血液検査や尿検査などの数値はほぼ正常,また今年から始まったPSAとやらの検査もOK.でも,氏の検査とは別に行った大腸の内視鏡検査で,残念ながら小さなポリープが見つかり,即切除,即1日入院という残念な結果に相成った.
 入院など予想していなかったので,着の身着のままで,ベッドへ.
 何やわらわらない点滴が始まる.
 昨年,胆石を切除したときいらいの点滴である.
 看護師が,
 「ちょっとチクッとしますよ…」
と言いながら,私の左手の手首に点滴用の針を刺す.
 ”かわいそうな左腕…!”
 生々しい写真なのでサイズを小さくしておこう.


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 内視鏡検査とポリープ切除は,麻酔が効いているために,ちょっと居眠りしたかなと思っている内に終わった.
 そして,病室に移される.ここには差額ベッドしかないので,洗面,トイレ,テレビ付きの個室である.
 早速,点滴が始まる.看護師に,
 「これ,なんの点滴ですか…?」
と聞く.
 「夕飯が食べられないので,代わりの点滴ですよ…」
とちょっと素っ気ない返事が返ってくる.
 点滴が終わるまでに2時間余りも掛かる.贅沢を言ってはいけないが,その間は実に惨めな感じである.
 何時も動き回っている私には,ベッドでジッとしているのが実に辛い.時間つぶしにテレビを見るが,正に眺めるだけ.
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 何時の間にか,しとしと雨が降り出す.
 まだ,5時を少し過ぎたばかりなのに,真っ暗な雨雲に覆われた外は真っ暗である.部屋の窓ガラスに当たる雨音がバチバチと部屋の中まで響く.
 6時頃,夕食.
 配膳係のおばさんが,
 「…ハイ,FHさんは白湯だけです…」
と言いながら,お余を入れたやや大きめな湯飲みをベッド近くの机にポンと置いていく.
 ”惨めだなぁ~”
 秋の夜長をぼんやりとイライラが混じったような気分で過ごす.

入院2日目;2017年10月19日(木) 雨

 4時頃目が覚める.
 なんだかんだ言いながらも,まあよく眠れた…が,平素自分が使っている寝具とは違うので,どうしてもよそ行きの気分で落ち着かない.
 看護師が血圧と体温を測りに来る.血圧が何時もより大分高めのようである.
 8時に朝食.
 主食はお粥.昨年胆石症で入院した病院の食事に比較すると,器が綺麗だし,塩分もあって美味しく感じる.
 昨日の朝食から今朝まで何も食べていないので,久々(…でもないか)の食事は感激である.


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 食事が終わる.
 もうそろそろ退院できるかなと思ったが,また点滴である.
 看護師に,
 「まだ点滴ですか…こんどは何の点滴ですか?」
と思わず聞いてしまう.
 どうやら止血剤が入っている点滴のようである.
 「…点滴が終わるまで大体2時間半ぐらいかかりますよ…」
とのこと,
 点滴が始まったのが9時過ぎである.ということは点滴が終わるのは,12時近くということになる.この2時間半が長いのなんのって…
 テレビを眺めながら所在なく,ただ,ただ,点滴が終わるのを待つ.
 やっと2時間半ほどの時間が経過する.
 点滴の最後の1滴が終わった瞬間に,ナースコールのベルを鳴らそうと思って押しボタンに手を掛ける.その瞬間に,看護師が,
 「そろそろ終わりですね…」
と言いながら部屋に入ってくる.
 余りにタイミングが良いので,私もビックリする.
 ”さすがにプロだな…!”
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 点滴が終わったので,すぐ帰れるかと思ったら,
 「…先生の診察がありますよ」
とのこと.
 ”まだ,帰れないのか…!”
 院長の診察がある.
 「大腸ポリープができやすい人は結構居ますよ,私もですが…特に高齢者には多いです.小さい内に切除してしまえば問題ありませんが,放置すると癌になる可能性があるので,定期的に検査を受けてください…」
 これで,全部終わった.
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 12時過ぎに病院を出る.
 病院から我が家まで,ちょっとした登り坂がある.
 看護師が,
 「どなたか一緒でなくて大丈夫ですか? 坂道で転倒すると危ないですので…」
と私を気遣う.
 この気遣いは有難いが,雨の中,泥んこの急坂の登り下りの連続を3日間歩いてきた私には,
 ”舗装された街中のちょっとした坂道なのに,なんで危険なんだろう”
という違和感があるが,素直に,
 「ご心配ありがとう.大丈夫でしょう」
と礼を言う.
 帰宅後,運動不足感がぬぐえない.
 雨の中,近くの鎌倉中央公園を一回りした.
 ”オレももう年だ! ブログ記事作成に費やす時間をこれまでの半分ぐらいにしょう!”
                                           (おわり)

「閑話休題(闘病記)」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/1a06d5ee08be10cb4f852fe3a7a27185
「閑話休題(闘病記)」の次回の記事
(なし)

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