中高年の山旅三昧(その2)

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お盆休み特集 昭和を振り返る;第3話;航空隊に入隊したいか

2017年08月19日 11時07分52秒 | 戦争の思い出

      お盆休み特集 昭和を振り返る;第3話;航空隊に入隊したいか

(2017年8月18日記)

 国民学校6年生のときだったと思う.
 ある日,先生が,何かの授業のときに,
 「…将来,航空隊に入って,米英をやっつけたいと思っている人は手を上げろ…」
と生徒(学童というのが正しいかな)に問いかける.
 気まずく緊張した数秒が経った頃,2~3人の生徒
がテをあげる.それを見ていた他の生徒も少しずつ手を上げる.
 私はその頃から近視であった.
 私は手を上げたかったが,近視では飛行機乗りになれないことを知っていたので,手を上げると嘘をついたような気がして,ついついテをあげそびれる.そして,50人ほどの生徒のうちで手を上げなかったのは私1人になってしまう.
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 どうやらこのことが,職員会議で問題になったようである.要するに非国民ではないか,家での躾がどうなっているんだ!
 ここから後の話は亡父から聞いた話だが…
 担任が家に来た.この件でわざわざ家に来たのか,それとも定期的な家庭訪問で来たのか,今となってははっきりしないが,担任は,私が手を上げなかったことを,父親に話したようである.
 日頃,口やかましくて疎いなと思っていた父親だが,担任に,
 「…みんなが飛行機乗りになったら,戦争に勝てますか? お国への尽くし方は色々あるでしょう.むしろ一人になっても手を上げなかったのは偉いんじゃyないですか…」
と諭したそうである.
 日頃,くそ親父だと思っていたが,案外,言うことは言うなと子供心に感心した.
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 あれから幾星霜.
 私は,とっくに,親父の享年を越えてしまった.
 ”今の私に,果たして,親父のように毅然とした態度で相手に臨むことができるだろうか”
 私にははなはだ疑問である.
 社会の右傾化が甚だしいと喧伝される今日この頃である.私には特に一貫した政治思想はないが,戦争だけはイヤだなと思い続けている.
 ともすれば,昔のイヤな時代の戻りそうな雰囲気が感じられる今日この頃,先行きをとても心配している.
 昔のことを思い出すと,あの頃の世相は,何となく今の北朝鮮とよく似ているなと思っている.
 北朝鮮に行ったことないが…
                                             (第3話おわり)
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