今日はある方のことについて
書きたいと思います。
(ちょっと長くなります
ずっと書きたかったことなのですが
何度も記事を書き直し、
アップしそびれていたのです


私には、ある素敵な友人がいます


友人と言っても、
私よりずっと歳が若いのに、
とっても人間が出来ていて
いつも笑顔で優しくて。
何事にも一生懸命で。
彼女のことを嫌いな人はいないのでは?
というくらい素敵な彼女です


その彼女が、5月2日にSNSにアップした
ある本が目に留まりました。


5月2日は、彼女のお兄さんの命日です。


お兄さんは、1998年に骨膜肉腫という
悪性腫瘍の告知を受け、手術や
化学療法で闘病されていたのですが
2000年に、23歳という若さで
他界されました…。


病気が発覚したのは大学在学中、
病院の誤診もあり、発覚した時には
かなり症状が進んでいたそうです。


闘病中に、お兄さんは日記に
自分の想いを記していました。


その日記の中で
お兄さんは色々な想いを綴り
病気を克服して大学に戻りたいこと、
そして、本を出したい!
という夢についても語っていました。
体調が優れない時も、
決して嘆くことなく、前向きな気持ちで
言葉を残していました。


後にお兄さんが本を出したかったことを
知ったご家族が
お兄さんの夢をかなえ、2001年に本を
自費出版されたそうなのです。


SNSで友人がアップしていた
のはお兄さんの本だったのです。

そのページに釘付けになりました。


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ガンは人生の曲がり道であるとするなら

無理に以前に歩んでいた道に戻ろうとする

必要はないのかもしれない。

夢が破れたのなら、

新たな夢を見つければよい。

人はそうやって生きられる存在である。


17年の時を経て
お兄さんの言葉が私に
衝撃を与えました。


病名は違えど
病と闘った者として…
お兄さんの言葉が
痛いくらい胸に響きました。


そうだよね。
本当そうだよね。


元通りには戻れないかもしれない。
だけど、新たな夢を見つける
ことはできるよね…。


友人の許可を得て
今回お兄さんの本を
アップさせてもらいました。


お兄さんが生きていたこと、
精一杯生きていたことを
是非知ってもらいたいとのことです。


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素敵な本でした。


友人は、
色んなつらいことや悲しいことが
あっても不幸に思ったことはない。
お兄さんから学んだことを胸に
何かが起こっても、そこからどうするか。
を考えて前を向いて生きている。
そうです。


だからいつも眩しいくらい
キラキラしているんだね。


和泉彰さん、
あなたの本に出会えて
あなたを知ることができて良かったです。


お兄さんの言葉は、
ずっと私の中で生き続けると思います。


ありがとう


ポチっとして下さると嬉しい