グリーフ専門士養成講座での課題に取り組み、気づいたこと～受け入れ可能なレベルとは？

 

 

 

Lumière（ルミエール）の郡司幸代です。

 

中学の３年間、あまりお友達と出かけたりしなかった娘が、卒業した途端に遊びまくってます(笑)

お友達と出かけるのに、事前に日時を打ち合わせて、場所を決めて、交通手段を手配して（つまり親の送迎・笑)…というのがめんどくさかったのだそうで

受験のストレスから解放されて、楽しみたい気持ちの方が上回ったのかもしれません。

高校生になるという心境の変化もあるのかな。

やっと青春っぽくなって、母は一安心です

 

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ここの所、グリーフ専門士養成講座の課題に取り組んでいます。

先月、今月とADVANCE講座を受講中なのですが、先月学んだとあるツールを使ったセッションをして、症例を集めているところです。

 

ありがたいことに、セラピスト仲間、起業家仲間、そしてクライアントさんが何人も協力を申し出てくださって、１日２人のペースでセッションさせていただいています。

ツールがパワフルなので劇的に気付きを得られる方もいますし、大きな気付きはなくても、たくさんお話をしてくださってすっきりしたお顔になる方もいらっしゃいます。

 

そして私は…気づきと学びの連続。

何より、たった１時間ちょっとのセッションで、こんなにぐったりしている自分に驚いています。

カラーセラピーのセッションでも１時間以上かけてじっくり向き合うことはしてきていますが、今回の課題でのセッションは何かが違うのです。

慣れないセッションだということ以外に今は理由が見つからないのですが…

それだけパワフルなセッションだということなのでしょうか。

向き合っている課題が深いグリーフそのものになった時、どれだけ自分は疲弊するのでしょうか。

そしてクライアントさんは、それ以上にぐったりされるということ…

 

セラピスト・カウンセラーとしての、セッション・カウンセリングのリズムの作り方についても、改めて考える時間になっています。

 

クライアントさんと、心から真剣に向き合うためには、セラピストやカウンセラーは自分をしっかり整えなければいけないと思います。

そして、自分が、そしてもちろんクライアントが受け入れ可能なレベルを超えたセッションをしてはいけない。

また、カウンセラー自身が疲労困憊してしまうような件数のセッションの予約を受けてはいけない。

そのことを改めて考えました。

 

今はまだ、特にグリーフケアカウンセラーとしては駆け出しですし、そもそもグリーフケアについての認知を高めている状況です。

でも、潜在的に非常に需要があるであろうグリーフケアカウンセリング。

これから、本当に忙しくなるはずだと思っています。

でも、抱えきれないようなことにならないように気を付けよう、そうあらためて感じています。

扱うテーマがとても重くなりがちなだけに、自分のメンテナンス、そして仲間同士の支え合いも大切にしていきたいです。

 

【グリーフケア】

喪失による悲嘆のケア。

狭義では、大切な方、身近な方との死別による悲嘆に苦しむ方に対するケアのことです。

 

しかし『喪失』をもっと広い意味でとらえると、グリーフケアが必要な状態で苦しんでいる方はたくさんいらっしゃいます。

 

引っ越し・転勤・転校・就職・進学等による人間関係や居場所の喪失。

ペットロス。

家族関係の変化による自分の役割の喪失(空の巣症候群など)

大切なものを手放したり失ったことによる喪失感。

傷病による肉体の欠損（事故で脚を切断、など)による喪失感

登校できない、出社できないなど、居場所の喪失

失ったのではなく、一般的にあるべきものがないことによる欠損・欠落感…。

 

グリーフケアで寄り添えることは、もっともっとあります。

 

何かに苦しんでいらっしゃる方、悩んでいらっしゃる方。

苦しんでいるご自分を責めないでくださいね。

苦しくて当たり前だと理解するとこから始めましょう。

そしてひとりで苦しまなくてもいい、誰かに助けてもらっていいということに気づいてください。

私達がそっと寄り添いますから。