「毘沙門天の招福相場塾」 3月期末権利取りの動き 2017.2.25
■相場展望
NYダウは11日連騰で最高値更新し週末20,821ドルで引けました。米国では実体経済も好調のようでトランプ大統領の大型減税政策期待で非常に強い動きになっています。一方日本の市場はもたついた動きに終始。 週末は19,284円で引け、CME日経先物は19,140円で帰ってきています。米国の利上げが確定せず為替相場は112円前半です。日本株がさえない事情は目下為替を考えるとやむを得ないものがあります。
チャート的には25日移動平均線19,182円 来週25日移動平均線を維持できるかどうか気になります。日本市場は上値は重く外部要因で悪い影響を受けやすいので注意は必要です。セクター としては建設 金融 プラント 素材に注目。押したら買う姿勢でいいと思います。
●3月期末権利取りの動き
24日は2月の権利落ちでした。セクターには小売り関係が多くみられました。次は3月の権利取りの動きが顕著になります。3月28日が3月権利付き最終日になります。3月期末は多く企業の決算が集中し、配当や株主優待の需要が増える時期ですね。特に高配当銘柄には所有期間利回りから妙味ある銘柄もあり短期の買いも見られます。
最近では2か月前ぐらいから先回り買いが見られ、権利取り前の高値を売る動きも多くあります。株主優待に関してもそのサービスが必要か、サービスを金券化し配当と合わせ総合利回りで比較検討する動きも多く見られます。いずれにしろこれからの時期は市場の一つの動きでもあり注目ください。 中間配当はなく、業績向上予想の3月一括配当の企業には魅力がありますね。
特に目下確定申告の季節です。配当所得の計算では配当控除や源泉徴収の還付もある方は、インカムゲインかキャピタルゲインかの選択工夫も必要ですね。
●テクニカル指標としての騰落レシオについて
投資家は、安い時に買って、値上がりしたら売るために、株式市場が上昇から下落に変わったり、下落から上昇に変わったりするタイミングを探しています。
変化の兆しを見つけるために目安として使う数値がいろいろありますが、騰落レシオはその中のひとつです。騰落銘柄数を使って計算します。
騰落レシオ(%) = 値上がり銘柄数 ÷ 値下がり銘柄数 ×100ということは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が同数の場合は100%になります。
利用する場合個別の数字ではなく数日の平均で判断します。5日、25日の平均騰落レシオがよくつかわれます。中期的には25日騰落レシオが一般的であり70%が底値圏120%以上が高値圏とみなされています。
テクニカル指標は単独ではなく、その他の指標RSIやチャートと組み合わせ利用することが大切です。
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■相場展望
NYダウは11日連騰で最高値更新し週末20,821ドルで引けました。米国では実体経済も好調のようでトランプ大統領の大型減税政策期待で非常に強い動きになっています。一方日本の市場はもたついた動きに終始。 週末は19,284円で引け、CME日経先物は19,140円で帰ってきています。米国の利上げが確定せず為替相場は112円前半です。日本株がさえない事情は目下為替を考えるとやむを得ないものがあります。
チャート的には25日移動平均線19,182円 来週25日移動平均線を維持できるかどうか気になります。日本市場は上値は重く外部要因で悪い影響を受けやすいので注意は必要です。セクター としては建設 金融 プラント 素材に注目。押したら買う姿勢でいいと思います。
●3月期末権利取りの動き
24日は2月の権利落ちでした。セクターには小売り関係が多くみられました。次は3月の権利取りの動きが顕著になります。3月28日が3月権利付き最終日になります。3月期末は多く企業の決算が集中し、配当や株主優待の需要が増える時期ですね。特に高配当銘柄には所有期間利回りから妙味ある銘柄もあり短期の買いも見られます。
最近では2か月前ぐらいから先回り買いが見られ、権利取り前の高値を売る動きも多くあります。株主優待に関してもそのサービスが必要か、サービスを金券化し配当と合わせ総合利回りで比較検討する動きも多く見られます。いずれにしろこれからの時期は市場の一つの動きでもあり注目ください。 中間配当はなく、業績向上予想の3月一括配当の企業には魅力がありますね。
特に目下確定申告の季節です。配当所得の計算では配当控除や源泉徴収の還付もある方は、インカムゲインかキャピタルゲインかの選択工夫も必要ですね。
●テクニカル指標としての騰落レシオについて
投資家は、安い時に買って、値上がりしたら売るために、株式市場が上昇から下落に変わったり、下落から上昇に変わったりするタイミングを探しています。
変化の兆しを見つけるために目安として使う数値がいろいろありますが、騰落レシオはその中のひとつです。騰落銘柄数を使って計算します。
騰落レシオ(%) = 値上がり銘柄数 ÷ 値下がり銘柄数 ×100ということは、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が同数の場合は100%になります。
利用する場合個別の数字ではなく数日の平均で判断します。5日、25日の平均騰落レシオがよくつかわれます。中期的には25日騰落レシオが一般的であり70%が底値圏120%以上が高値圏とみなされています。
テクニカル指標は単独ではなく、その他の指標RSIやチャートと組み合わせ利用することが大切です。
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