11歳の誕生日を迎えました | わたしが実際にやってみたグリーフワーク&セラピー

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小学生の息子を病気で亡くし、絶望のどん底からはいあがるためにやってみていることをまとめています。意識的に試すようにしているというよりは、必要なときに必要なものごとや情報がおのずとやってきて、流れにのるままに実践している、という感じです。

8月になり

先日、息子は11歳の誕生日を迎えました。

 

誕生日は

祥月命日と同じくらい

辛い日だといわれますが

愛する息子が生まれた日なので

私たち家族にとっては今も変わらず

基本的には"おめでたい日"というスタンスでいます。

心の中では、いろいろな思いが入り混じっていますけれどもね・・・。

 

プレゼントも用意しますし

家族でささやかな誕生日パーティもします。

 

 

誕生日プレゼントを用意するにあたり

今年は何にしようかと、夫と相談。

 

 

 

夫は

「ゲーム機」

と言ってゆずりません。

下の子がもっていて楽しそうだから

きっと息子もほしがっているはずだ、と言うのです。

 


息子はゲームはあまり積極的にやりたがるタイプではなかったので

私は、反対しました。
もっと他に、息子にぴったりなものをもうちょっと探そうよ、と。

 

 

でもなかなかいいものが見つからず困ってしまい、

瞑想して、息子本人に聞いてみることにしました。

 

 

私「誕生日プレゼント、何かほしいものがあったら教えてくれる?」

 

息子「なんでもいいよ」

 

私「お父さんが、ゲーム機がいいんじゃないか、って言っているんだけど」

 

息子「お父さんとお母さんからのプレゼントなら、僕はなんでもいいんだよ」

 

 

 

ほほう!

 

 

やっぱり息子はすごいな。

 

 

「もの」じゃないんだわ。

 

 

「こころ」なんだわ。

 

 

プレゼントを何にするかで夫婦でもめていたとは、恥ずかしい限りです。

 

 

 

 

 

結果、夫の意見のとおり、ゲーム機にしました。

夫は自分が決めたプレゼントにとても満足していましたし、

ゲーム機が2台になったことで、

下の子の相手を私がしてあげられるようになって(通信対戦や協力プレー)

結果的にはよかったみたいです。

 

 

 

私は、今年もバースデーケーキを作ることにして、

下の子と一緒にデコレーションしました。

 

 

 

あと、ちょうど7月下旬から描いていた点描曼荼羅画。

何枚か同時進行で描いていたもののなかで
描いている最中に

息子から

「これ、予約!」との声がした曼荼羅を

誕生日に息子にプレゼントしました。

 

 

誕生日前の晩の夜中にようやく仕上がった曼荼羅さん。

点描曼荼羅は、時間がないとき、

途中で妥協してやめようとおもえばやめられるのかもしれないけれど

私の場合、

「完成」

と、天の声がするまでやめられず

それでこの日も

夜中までかかって仕上がりました。

 

 

間に合ってよかった。

息子、喜んでくれたかな?