皆さん、こんにちは。
夏を楽しくお過ごしでしょうか。
さて、去年の「ベトナムのタンゴ事情」に続きまして、イギリスのタンゴ事情について報告します。
…というと大げさですが、帰郷のついでにロンドンでも有数のタンゴスタジオに行ってきたので、日本の反対側でどのようなタンゴ活動が行われているかについて書いてみたいと思います。
訪ねたのはアルゼンチン人のDavid先生とイギリス人のKim先生が設立したTango Movementというグループです。ロンドンの都心にあるスタジオをいくつか利用して超初級から上級までのレッスンをほぼ毎日行っています。ほとんどのレッスンは予約が不要という自由参加形式です。私も、連絡もなしに金曜日の超初級と初級のレッスンに参加してみました。
超初級といっても、私には難しかったのですが、基本的な動きから新しいステップまでいろいろ教わりました。2名の先生はこまめに生徒の様子を見てくださるので非常に勉強になったと感じています。
また、金曜日のスタジオはロンドン大学のキャンパスの隣に位置しているだけあって、国際的な雰囲気が漂っていました。先週のレッスンではイギリス人だけではなくアイルランドや東ヨーロッパ、東南アジア出身の方も参加していました。しかも、30,40代の参加者が中心という活気にあふれたレッスンでした。
残念ながら先生方は夏休みをとられるということで日本に帰るまでにあと一回しかレッスンに参加できないかもしれませんが、自分の踊りが少し上達したのと、地元でもタンゴがちゃんと踊られていることが確認できたのが嬉しいです。日本に帰ってから東京のスタジオで練習をさらに続けていきたいと思います。
(文:ローレンス)