愛犬レオ 旅立ちました。
（食べ歩き報告ではありませんので
ご興味なければスルーしてください）
6月、ベランダで突然フリーズしたレオ。
呼びかけても反応しない、いや、反応が
出来なかったレオ…何とか首が90°位回り
こちらを見ます。
慌てて駆け寄り抱き抱えると
舌が真っ白で触ると氷のように冷たい！
今まで見たことのない状況に愕然とし、
朝一番で井元先生の診断を受けました。
心タンポナーデ ⇄ 詳しくはこちらを
によるショック症状が起こり今朝そのまま
死んでも不思議で無いほどの重篤。
更に、血液検査やエコーなどの診察の結果
血管肉腫 ⇄ 詳しくはこちらを
であることがわかりました。
今まで聞いたことがない単語で頭が真っ白。
先生の説明を聞きますが、発症部位が心臓で
手術不可なんですって。
予期せぬ事態に直面、動揺しました。
先生に「寿命」を恐る恐る聞きますが
寿命に関することだけは
明確な返答をしないのが先生の基本方針。
（あとあと判りますが
…1週間、長くても1ヶ月云々）
（実は前日に同様症状のワンちゃんが来て
悲しいことに翌日に亡くなったとか。
しかもレオのお友達だと分かり更に
不安が増しました）
今まで病気らしい病気にならなかったため
健康診断をしたことが無くその事を後悔。
…今回の場合、発症部位が部位だけに
早期発見しても対処法はなかったと
説明を受けましたが心のモヤモヤは
しばらく取れませんでした。
イヤ、今でも取れてないのが事実かも。
唯一救いだったのは、レオが痛みを感じない
とのことだけ。
レオはヨーキーとしては標準を上回る大きさ
(約4.4kg)で、太腿などを触るとマッチョさが
歴然と判る愛犬、日頃の散歩などで
築き上げた体力もあったため発症の際の
最大危機を乗り越えたのだ信じ込むことに。
レオが何をしたいのか、して欲しいのかを
アニマルコミュニケーターさんを通し
意思疎通を図りました。
アニマルコミュニケーターさんより
高濃度ビタミンＣ点滴療法を紹介して頂き
その他の対処法などをネットで検索。
抗ガン剤や高濃度ビタミンＣ点滴などの
療法を検討することになりました。
家族３人で徹底的に相談しました。
抗ガン剤を使う？ … 副作用が心配だよね。
ビタミンＣ点滴は通院時間や点滴時間などを
考えるとレオが半日以上拘束されてしまう。
一度散歩に行けば2〜3時間でも歩き廻るのが
好きなレオには苦痛以外のなにものでも
ないんじゃないか、などなど。
そして得た結論：
レオの好きなこと＝ 散歩は途中休憩を挟んで
短く、但し、日中は暑いので早朝や夕方など
回数を増やそう。
抗ガン剤…先生曰く、効き目はそれほど
期待できない、副作用の可能性を否定は
できない、だったら、使用しないに決定。
高濃度ビタミンＣ点滴療法は先生とセカンド
オピニオンの先生の見解が分かれ迷います。
取り敢えずトライしてみることに。
トライ後、自宅に戻ったレオが元気ないよ。
次回の点滴が一層スムーズにいくよう片腕に
テーピングした状態で帰宅したのですが、
痛くないはずなのにその部分を気にして
３本足で歩くか踞る状態に。
この治療法は毎週1〜2回の点滴が望ましい
そうですが、必ず良くなる訳でもないし、
いかんせん、
黄昏れているレオの姿を見たくないため
苦渋の判断…２回目以降の治療を辞退。
家族の意見が一致したら、不思議に心が
落ち着きました。
常にレオの側に居ていたいけど
休日はともかく平日は仕事のため
レオの状況がわかりません。心配です。
その日一番早く帰り着いた人がレオの様子を
写真や動画に撮り LINE が暗黙の了解事項。
そして ２週間、３週間、４週間経ちます。
いよいよ1ヶ月、心なしか緊張度が増します。
それでもレオ、何事も無かったかのような
立ち居振る舞いですので、時間があれば
レオが一番好きな豊洲公園へ散歩です。
…いつも元気に走り回っていたんだよね。
鳩さんたち、驚かさせてごめんネ。
豊洲在住10年余、あちこちで
お知り合いの方々やお馴染みのワン友達に
お会いします。
事情が事情ですが、隠しておくのも忍び難く
状況を告げると皆様の驚くこと。
そして温かい励ましをレオ、家内、私に。
それほど大きな街でないのに数年ぶりに
お会いする方々もいました。
レオなりに皆様にご挨拶しているのかな？
イヤな考えが出たり消えたり。
夜中に目が覚めては、
息してる？ 変化無い？ ヨカッタ、無事だ。
安心し再度寝ようとしても結局眠れない夜も
ありました。
（家内も同様、目が覚めたらレオの身体を
触り、動静を確認していたそうです。）
…… 後半へ
（投稿にあたり総字数制限あるみたいです）
