10)今週の一言「日々是好日」by 中国の禅僧

こんにちは。Henryです

今週の一言です。

「日々是好日（にちにちこれこうにち）」

by 雲門文偃（うんもんぶんえん）（中国の禅僧）

大河ドラママニアの筆者から、また大河ドラマ「おんな城主直虎」からの引用です笑。

この語は中国の唐未から五代にかけて活躍された大禅匠、雲門文偃（うんもんぶんえん）禅師の言葉です。

大河ドラマの舞台は、戦国時代。
世は乱れ、昨日の味方が明日は敵、という戦乱の渦中で、主人公直虎（柴咲コウ）は、時代に翻弄されながらも、何とか自身の家、井伊家を守ろうと、時代を駆け巡ります。

戦乱の世ですから、いいこともあれば、悪いこともあります。（むしろ悪いことの方が多かったでしょう）

そんな時に、直虎が出家した寺の僧が、直虎にこの言葉を説きます。

一般的に私たちは、「今日も一日よい日でありますように」と無事を願います。また、いい日と悪い日の判断は、天気や金運などの運など、色々な【自分のものさし】で判断しています。

「いい日」を願っても現実は、その願い通りにはいかず、風雨の日があるように様々な問題が起き、悩ませられることばかりかもしれません。また、「いい日」、「悪い日」の判断は優劣・損得に捉われた考え方です。もし今日、とてつもない幸運が続いても、その後は不運が来るかもしれません。

雲門禅師のいう「好日」とは、いい日、悪い日という「日々を比べることをやめる」ことです。

自分の都合という【ものさし】を全て捨て去り、その日一日をただありのままに生きるということです。

目の前の現実が喜びであろうが、悲しみであろうが、今日、今、この一瞬を精一杯に生きる。
毎日は、いい日でも悪い日でも、一生に一度の、かけがえのないものであることには変わりないのだから。

今日がどんな一日であっても、精一杯に生き、毎日を最高のものにしていきましょう

今週も頑張っていきましょう

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