11)～今週の一言～『勝てる場所で努力する』by林修

こんにちは。Henryです

今週の一言です。

『勝てる場所で努力すれば嫌いな仕事でもトップに立てる。』
by 林修

（「今でしょ！」でお馴染み、林先生）

「今でしょ！」が大流行し、有名となった東進ハイスクールの人気塾講師、林修先生の名言を、ご紹介させて頂きます。

東大法学部卒業の超エリートと思いきや、就職した長銀を半年で辞め、様々な事業に手を出しては失敗し、遂には1800万円もの借金を抱えることになった、という波乱万丈な人生を送ってきた林先生。

人生経験豊かな林先生の話は面白いので、ついテレビに出ていると見てしまうのですが、今回久しぶりに林先生の動画を見て、改めて納得した言葉があったので、是非ご紹介したいと思いました。

林先生の授業は、知らぬうちに引き込まれ、頭にスッと入ってくるので、塾講師は天職だと思うのですが、本人曰く、「塾講師は「大嫌い」」だそうです。（人間も嫌いみたいです笑）

大嫌いな仕事なのに、30年近く続け、全国テレビに出るほどのカリスマ教師に昇りつめるというのは、意外に思われる方も多いと思います。

林先生が言うには、「仕事は好きだからやるもんじゃないし、ましてや嫌いだからできないなんて甘ちゃんの言うことです。」

世間では、自分が好きなこと、やりたいことを仕事にすることが最も成功パターン、と言われることが多いですが、そもそも好きなこと＝イコール「勝てる場所」というわけではないと思います。

自分が理想とする憧れの仕事はあると思いますが、必ずしも才能があるわけではなかったり、食べていけるだけの仕事でなかったり、自分よりもっとできる人だらけだったり、「好きな仕事」を現実的にできる人って、ごく僅かなラッキーな人なのだと思います。

だからといって、好きでない仕事を選択するしかないとしても、好きじゃないからといって、適当にしていては、お金をもらってプロとして仕事をする以上、失格ですね。お金をもらっている以上、成果を上げることが要求され、それに応えていくのが、仕事というものです。

「嫌いな仕事で手を抜くなんて、本当に最低です。必要なのは、好き嫌いを超越した、自分がお金をいただいている仕事へのプライドだけでいい」

（「嫌いな仕事で手を抜くなんて、本当に最低です。」ギクっっ）

最近は、自己実現を追求し過ぎて、「好きなことだけをやることができ、自分が楽しく、輝いて働ける仕事」というものを追い求めすぎる傾向があるのではないかと感じたのですが、現実問題そんなものはありません。

どんなに好きな仕事をしている人も、成功している人は陰で地道な努力を人の数倍していますし、どんなに華やかに見える仕事も、実は泥臭いことの繰り返しだったりします。

（仕事って大変・・・）

やりたいことが見つからない、と言っている人は、自分の理想を追い求め過ぎていないか、ちょっと立ち止まってみてほしいと思います。

やりたいことではなく、「やるべきこと」を見つける、というのが正しいと思います。

好き・嫌い、という個人的な感情ではなく、自分が最も得意で向いていて、世の中に最も貢献できる形を探すものだと思います。

それを見つけるには、悩んで立ち止まっているだけでは無理で、たくさんチャレンジし、努力し、失敗しながら、「これだ！」というのを見つけていけばいいのです。

そうやって何事にも真摯に、全力で取り組んでいけば、いい流れが必ずやってくるものです。

皆さんも、グッと気を引き締めて、世の中に貢献できる仕事を見つけてくださいね

（未来に飛び立て！）

以上、Henryでした

マイルストーンカナダ留学センター

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