家を売る人にオススメのコラム

カラ梅雨なのに内覧が来ない売り家の問題点とは

通常、梅雨に入れば雨が内覧者の動きを鈍らせるので、よほど腕が良い不動産屋さんや希望にマッチしたお客さんを抱えた不動産屋さんでないと、スムーズには売れません。

でも、梅雨と言ってもほとんど雨が振らないカラ梅雨の場合には話が別です。

 

カラ梅雨なら雨が振らないので、内覧に来るお客さんの数や内覧したいという意欲はいつもと変わらないはずです。

それなのに内覧が来ない売り家の場合には、大抵は売却を依頼している不動産屋さんとあなたの売り家がミスマッチな場合が多いんです。

 

ミスマッチの例としては、低予算のお客さんばかりの不動産屋さんに、築浅で高額な中古の家を売ってもらおうとするケースなどがあります。

不動産屋さんを変えてみたらすぐに売れた例も

カラ梅雨なのに内覧が来ないなら、そのまま夏が終わって秋になっても冬になっても、翌年の春になってもそのまま売れ残る可能性が非常に大きいです。

ここで必要な対処方法は一つで、売り家とマッチした不動産屋さんに変えてみるしかありません。

 

実際に、私の経験や周囲の大家さん仲間の体験上でも、内覧がこない不動産屋さんを他社に変えてみたらすぐに売れたという例はいくらでもあります。

どうして不動産屋を変えたらすぐ売れる可能性があるのか?

理由は2つです。まずは、今の不動産屋さんで内覧が入らないということは、そのままだと来ないという事が大きな理由です。

次に、売り家の立地や間取りや価格帯やデザインについて、希望と合致するお客さんを持っている不動産屋さんに変えることができれば、即売れるからです。

また、希望と合致する売り家には値引きを入れる人も少ないですし、相場よりも高い売値をつけていたともしても簡単に売れる傾向があるので非常にお得です。

 

試しに、複数の不動産屋さんから査定をもらってみて、今の業者よりも高い値段をつけてくれるところがあれば、そこに仲介依頼先を変更するのが賢明な判断だと言えそうです。

カラ梅雨で内覧がない場合は不動産屋さんを変えるリスクより変えないリスクが大きい

最も大損しやすいのが、腕が悪かったり、売り家と自社が持ってるお客さんとのミスマッチで売れる力がない不動産屋さんに、義理を立てていつまでもダラダラと依頼を続けることです。

 

そんな事をしていれば1年以上も売れ残ってしまい、最後は何割も値下げしないと売れなくなることもあります。(売れ残っている家は何かあると勘違いされてどんどん売れづらくなるからです。)

 

最初にお伝えしましたように、カラ梅雨ということは全く普段と同じ天候もしくは普段よりも晴天が多い素晴らしい天候です。だからこの状況で内覧が入らないということは、そのままずっと内覧が入らないリスクは非常に高いと言えます。