まず上まで行かなきゃならないので…ヘタレはエスカレーターに乗る。本当は階段上がって竜宮城の門から入る方が良いんですけどね。でも竜宮城の門をくぐるのは特別に異世界トリップしたい時のために取っておきたい気がする。
エスカー券。江ノ島の灯台がアイスクリームコーンに変わってからしばらく経つけれど、旧灯台の時と同じデザインの様な気がするんだが…灯台は変わってるけれど、基本デザインは変わってない懐かしいエスカー券です。
エスカーを降りると辺津宮。ここが一番俗界に近いから一番派手。辺津宮の横の奉安殿には弁財天さんが祀られています。弁天様は財産と関わりのある神様だから、鎌倉の銭洗弁天と同じ様なセッティングがしてあります。泉でお金を洗うと財産が増える…のかね?でも誰も洗ってないような…。
さらに上に上がると中津宮。市杵島比賣命(いちきしまひめのみこと)のお社。エスカーで登っちゃうと「ふーん、2番目のお堂ね」で終わっちゃうけれど、自分の足で登って来ると途中の見晴らしもいいし、神域に入って来たという気がしますヨ…江ノ島みたいな小さくてワサワサしている所でもそれなりの神々しさはありますからね。
エスカーでもう一段上へ上がると江ノ島灯台のある広場に出ます。灯台、江ノ島植物園とコッキング邸跡は右、奥津宮に向かう参道は真っ直ぐ、イルキャンティは広場の左。植物園は昔良く来た。小さいし、植物園と言うよりは単なる公園だけれどゆっくり出来てなかなか良い所。今は島猫の休憩所になっている…はず。ニャンコをもモフりたかったら植物園に行くのがいいかもね。わんさかいるから。
大きな広場。ここはほぼ江ノ島の頂上(灯台あたりが一番高い所)。デイゴがいっぱいある。以前はデイゴはそれほどポピュラーじゃなかったけれど、いつのまにか江ノ島はデイゴだらけになっていた…南国化してる。今日は天気が今ひとつで目立たないけれど、晴れた日のデイゴはきれいですよ。
デイゴの花。写真は数年前に撮ったものだけれど、こぼれるほどに咲いていると「南国」って感じがしますね。江ノ島はもともと異世界っぽいから似合ってる。
広場にあるイルキャンティは人気のお店らしい。片瀬にもイルキャンティはあるけれど、こちらの方が雰囲気も眺めも良いみたいネ。一度入ってみたいけれど、いつも行列で混みまくってる。
広場からは灯台もよく見えます。灯台の名称はシーキャンドルだと解っちゃいるけど…どう見てもアイスクリームコーンにしか見えない…。
灯台とサミュエル・コッキング邸跡のある植物園エリアは入場料を取るから今回はパス。これは数年前に撮った灯台の写真。夕暮れ時の江ノ島は良いですよ〜。
公園(植物園?)の散歩はリラクセーション効果あります。南風が吹いてソテツの葉を揺らし、静かで外の音が遠く聞こえる。カフェで一休みすると江ノ島とは思えない、別世界に来た様な気になるから、マジで。
今日は異世界情緒は別の場所で浸る事にしているから、灯台広場からまっすぐ奥津宮への参道を進みます。参道は軽〜くアップダウンしております。足腰がどーの、ってレベルでもない単なるゆるい階段です。
ひょっこりヒョウタン島形の江ノ島は途中で「山ふたつ」と呼ばれる所がある。断層なんだねー。浸食されちゃってるわ。
山ふたつを過ぎると参道がいい感じになってくる。昔の江ノ島から変わっていない貴重な場所。この辺りから雰囲気が微妙に異世界っぽくなって来るのヨ、自分的には…ですが。さっきの短い階段でタイムトリップしたみたいな気になる。この一角、マジで昔の江ノ島そのままだから、実に貴重な場所なんですワ。軒の低い、木で出来た建物の土産物屋さんで昔ながらのお饅頭を売っている…江ノ島ビールすら異質に見えてしまうほど異世界っぽさが漂っているのよネ。
足元をみればマンホールに藤沢マーク。街中で普通に見かける藤の絵柄ではなく、松です。
江ノ島は猫島。あらゆる所に猫。モフらせてくれる猫もいれば「観光客か。うざってー」と無視する猫もいる。この猫は一応スリスリして来て愛想が良かった。
人間なんか無視、とさっさと猫路地に向かった茶トラ。
短い階段を上がると奥津宮の鳥居が見えます。ここに祀られているのは多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)。龍神様もここにいる。宗像三女神は海神だから龍と関係が深いのよね。日本は龍族だから山の中にも龍を祀ってある神社は多い。水のある所すべて龍神の守備範囲となる…そして江ノ島はもともと龍の島。この龍は海神様のお使い龍だそうですヨ。
奥津宮を通り過ぎてさらに参道は続き、江ノ島の先端から階段を下って岩屋に降りて行く。もともと奥津宮は岩屋だったからね。今の奥津宮は水位が上がって岩屋に入れなくなる夏の仮宮だったらしい。明治以降そのまま本宮になったそうだけれど。
岩屋に降りる階段の手前、一番奥にレトロな「休憩所」があります。昭和時代にトリップした様なインテリア…それも昭和っぽく作ったモノではない、昭和からそのまま使っているオリジナルレイアウト。ここが今日の目的地です。土間から一段高くなった、畳敷きの「入れ込み」。うまく風が通って涼しいつくり。昼寝でもしたくなる様な雰囲気の店です。
今でもこういうのがあるのネ。おみくじスタイルの星占いマシン。そういえば箱根にもあったっけね…あそこも昭和トリップ感を味わった場所だけど。
ここで江ノ島ビールを飲むも良し、昔風のアイスクリームを食べるも良し。島の一番奥まで歩かなくてはならないけれど、着いたらとにかくゆっくり出来る。窓を開け放してあるから冷房ははいっていないはず…なのに涼しい。弁天橋を渡った所で「あぢ〜!」と思っていたのに、ここへ来たら涼しい。60mごときで気温が変わるはずも無いのに涼しいのヨ。
昔風のアイスクリームはこちら。はじめて見た時は衝撃的だったね、メニューには単に「アイスクリーム」と書いてあっただけだから運ばれて来たのを見て感激した。レトロなんてもんじゃなく、ここの店は良き昭和の感覚をそのまま現代まで持って来てるです。味は懐かしのバニラ、嬉しかったですねー。これを注文した同行者は感激したなんてレベルじゃ無かったらしく、しばらく「江ノ島のアイスクリーム」を話題にしておりました。
ちなみにいまどきのお洒落なカフェが好みなら、岩屋に向かう階段を下りて行くとフジミチャヤがあります。フジミチャヤはメニューもオシャレで今流行りのパンケーキなんぞがありますヨ。
他の日本の夏2016の記事もよろしく。
18:レトロを求めて江ノ島へーーその1:Hiloアイスクリームで雨宿り
17:代官山のクラフトブルワリー、SVBへ行って来ました。
16:東京チラ見。帰りに稲村ケ崎へ。
15:今日はのんびり地元で。辻堂海浜公園を散歩。
14:圏央道の下り線厚木PAが気に入ってる。
13:お盆はちゃんとお墓参りして…地元の空気に浸るべし。
12:怒濤の長野ソロツーアゲイン!ーーその2:今日は500キロ
11:怒濤の長野ソロツーアゲイン!ーーその1
10:今日は鎌倉の温泉でまったり。
09:ニンジャ400で霧ヶ峰へソロツー。500キロには満たず…。
08:こんな所でなぜ事故る?…ありえない事故を目撃@箱根
07:ご近所散策のついでに江ノ島の魚市へ。
06:何の因果か同じルートで…またもや箱根ー鳴沢ー道志
05:箱根ー鳴沢ー道志
04:夕暮れの中央フリーウェイは雰囲気ヨシ。
03:2日目は箱根から富士五湖方面へ。
02:暑さから逃れて箱根へGO。一日目。
01:飛行機から降りた瞬間から暑い〜!
※この記事はSFに戻ってからアップしています。アップした日時と記事イベントの日時に多少のズレがあります。
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エスカー券。江ノ島の灯台がアイスクリームコーンに変わってからしばらく経つけれど、旧灯台の時と同じデザインの様な気がするんだが…灯台は変わってるけれど、基本デザインは変わってない懐かしいエスカー券です。
エスカーを降りると辺津宮。ここが一番俗界に近いから一番派手。辺津宮の横の奉安殿には弁財天さんが祀られています。弁天様は財産と関わりのある神様だから、鎌倉の銭洗弁天と同じ様なセッティングがしてあります。泉でお金を洗うと財産が増える…のかね?でも誰も洗ってないような…。
さらに上に上がると中津宮。市杵島比賣命(いちきしまひめのみこと)のお社。エスカーで登っちゃうと「ふーん、2番目のお堂ね」で終わっちゃうけれど、自分の足で登って来ると途中の見晴らしもいいし、神域に入って来たという気がしますヨ…江ノ島みたいな小さくてワサワサしている所でもそれなりの神々しさはありますからね。
エスカーでもう一段上へ上がると江ノ島灯台のある広場に出ます。灯台、江ノ島植物園とコッキング邸跡は右、奥津宮に向かう参道は真っ直ぐ、イルキャンティは広場の左。植物園は昔良く来た。小さいし、植物園と言うよりは単なる公園だけれどゆっくり出来てなかなか良い所。今は島猫の休憩所になっている…はず。ニャンコをもモフりたかったら植物園に行くのがいいかもね。わんさかいるから。
大きな広場。ここはほぼ江ノ島の頂上(灯台あたりが一番高い所)。デイゴがいっぱいある。以前はデイゴはそれほどポピュラーじゃなかったけれど、いつのまにか江ノ島はデイゴだらけになっていた…南国化してる。今日は天気が今ひとつで目立たないけれど、晴れた日のデイゴはきれいですよ。
デイゴの花。写真は数年前に撮ったものだけれど、こぼれるほどに咲いていると「南国」って感じがしますね。江ノ島はもともと異世界っぽいから似合ってる。
広場にあるイルキャンティは人気のお店らしい。片瀬にもイルキャンティはあるけれど、こちらの方が雰囲気も眺めも良いみたいネ。一度入ってみたいけれど、いつも行列で混みまくってる。
広場からは灯台もよく見えます。灯台の名称はシーキャンドルだと解っちゃいるけど…どう見てもアイスクリームコーンにしか見えない…。
灯台とサミュエル・コッキング邸跡のある植物園エリアは入場料を取るから今回はパス。これは数年前に撮った灯台の写真。夕暮れ時の江ノ島は良いですよ〜。
公園(植物園?)の散歩はリラクセーション効果あります。南風が吹いてソテツの葉を揺らし、静かで外の音が遠く聞こえる。カフェで一休みすると江ノ島とは思えない、別世界に来た様な気になるから、マジで。
今日は異世界情緒は別の場所で浸る事にしているから、灯台広場からまっすぐ奥津宮への参道を進みます。参道は軽〜くアップダウンしております。足腰がどーの、ってレベルでもない単なるゆるい階段です。
ひょっこりヒョウタン島形の江ノ島は途中で「山ふたつ」と呼ばれる所がある。断層なんだねー。浸食されちゃってるわ。
山ふたつを過ぎると参道がいい感じになってくる。昔の江ノ島から変わっていない貴重な場所。この辺りから雰囲気が微妙に異世界っぽくなって来るのヨ、自分的には…ですが。さっきの短い階段でタイムトリップしたみたいな気になる。この一角、マジで昔の江ノ島そのままだから、実に貴重な場所なんですワ。軒の低い、木で出来た建物の土産物屋さんで昔ながらのお饅頭を売っている…江ノ島ビールすら異質に見えてしまうほど異世界っぽさが漂っているのよネ。
足元をみればマンホールに藤沢マーク。街中で普通に見かける藤の絵柄ではなく、松です。
江ノ島は猫島。あらゆる所に猫。モフらせてくれる猫もいれば「観光客か。うざってー」と無視する猫もいる。この猫は一応スリスリして来て愛想が良かった。
人間なんか無視、とさっさと猫路地に向かった茶トラ。
短い階段を上がると奥津宮の鳥居が見えます。ここに祀られているのは多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)。龍神様もここにいる。宗像三女神は海神だから龍と関係が深いのよね。日本は龍族だから山の中にも龍を祀ってある神社は多い。水のある所すべて龍神の守備範囲となる…そして江ノ島はもともと龍の島。この龍は海神様のお使い龍だそうですヨ。
奥津宮を通り過ぎてさらに参道は続き、江ノ島の先端から階段を下って岩屋に降りて行く。もともと奥津宮は岩屋だったからね。今の奥津宮は水位が上がって岩屋に入れなくなる夏の仮宮だったらしい。明治以降そのまま本宮になったそうだけれど。
岩屋に降りる階段の手前、一番奥にレトロな「休憩所」があります。昭和時代にトリップした様なインテリア…それも昭和っぽく作ったモノではない、昭和からそのまま使っているオリジナルレイアウト。ここが今日の目的地です。土間から一段高くなった、畳敷きの「入れ込み」。うまく風が通って涼しいつくり。昼寝でもしたくなる様な雰囲気の店です。
今でもこういうのがあるのネ。おみくじスタイルの星占いマシン。そういえば箱根にもあったっけね…あそこも昭和トリップ感を味わった場所だけど。
ここで江ノ島ビールを飲むも良し、昔風のアイスクリームを食べるも良し。島の一番奥まで歩かなくてはならないけれど、着いたらとにかくゆっくり出来る。窓を開け放してあるから冷房ははいっていないはず…なのに涼しい。弁天橋を渡った所で「あぢ〜!」と思っていたのに、ここへ来たら涼しい。60mごときで気温が変わるはずも無いのに涼しいのヨ。
昔風のアイスクリームはこちら。はじめて見た時は衝撃的だったね、メニューには単に「アイスクリーム」と書いてあっただけだから運ばれて来たのを見て感激した。レトロなんてもんじゃなく、ここの店は良き昭和の感覚をそのまま現代まで持って来てるです。味は懐かしのバニラ、嬉しかったですねー。これを注文した同行者は感激したなんてレベルじゃ無かったらしく、しばらく「江ノ島のアイスクリーム」を話題にしておりました。
ちなみにいまどきのお洒落なカフェが好みなら、岩屋に向かう階段を下りて行くとフジミチャヤがあります。フジミチャヤはメニューもオシャレで今流行りのパンケーキなんぞがありますヨ。
他の日本の夏2016の記事もよろしく。
18:レトロを求めて江ノ島へーーその1:Hiloアイスクリームで雨宿り
17:代官山のクラフトブルワリー、SVBへ行って来ました。
16:東京チラ見。帰りに稲村ケ崎へ。
15:今日はのんびり地元で。辻堂海浜公園を散歩。
14:圏央道の下り線厚木PAが気に入ってる。
13:お盆はちゃんとお墓参りして…地元の空気に浸るべし。
12:怒濤の長野ソロツーアゲイン!ーーその2:今日は500キロ
11:怒濤の長野ソロツーアゲイン!ーーその1
10:今日は鎌倉の温泉でまったり。
09:ニンジャ400で霧ヶ峰へソロツー。500キロには満たず…。
08:こんな所でなぜ事故る?…ありえない事故を目撃@箱根
07:ご近所散策のついでに江ノ島の魚市へ。
06:何の因果か同じルートで…またもや箱根ー鳴沢ー道志
05:箱根ー鳴沢ー道志
04:夕暮れの中央フリーウェイは雰囲気ヨシ。
03:2日目は箱根から富士五湖方面へ。
02:暑さから逃れて箱根へGO。一日目。
01:飛行機から降りた瞬間から暑い〜!
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