京都を訪れると立ち寄りたいお店がいくつかあります。祇園四条のカウンターで食べる天ぷらや威勢の良い定食屋さん。京都に限りませんが、旅行するとついついあれもこれもとなってカロリー摂取オーバーになりがちですよね。
ただ、意外とチェックし忘れるのが休憩の場所だったりしませんか。何となく伝統のありそうな甘味を選んでしまいます。今日ご紹介するお店はそういう古都らしいチョイスとは一線を画しますが、これもまた非常に京都らしいセンスあふれるお店だと思います。
そんなお店の名前は喫茶『ソワレ 』です。
ただ、意外とチェックし忘れるのが休憩の場所だったりしませんか。何となく伝統のありそうな甘味を選んでしまいます。今日ご紹介するお店はそういう古都らしいチョイスとは一線を画しますが、これもまた非常に京都らしいセンスあふれるお店だと思います。
そんなお店の名前は喫茶『ソワレ 』です。
このお店、京都では相当有名ですよね。何を今更と思う方もいらっしゃると思いますが、しばし私の初訪問にお付き合いくださいませ（まぁ、歴史あるお店を訪れるのはそういうものですから(*´ω｀)）。
訪れたのは週末の16時半過ぎでした。新幹線が遅い時間だったのでそれまでに空いた時間を利用しての訪問です。混雑している祇園四条方面から鴨川を渡って四条通りをしばし歩いて高瀬川に沿う道を進むとこのお店があります。
お茶の時間を外しているにもかかわらず、列が伸びていました。ただこのお店、お客さんも回転すると聞いていたので並ぶことに。実際並んでみると10分くらいすると扉の近くまで進みました。待っている間も扉の脇にあるディスプレイが楽しませてくれます。
まず右手には東郷青児の絵画を中心に、その東郷青児の絵が描かれているコーヒーカップが並びます。これらが並ぶのはこのお店の先代が美術愛好家であり東郷青児のコレクターだったからとのこと。
そして入り口左手横には「珈琲の香にむせひ（び）たるゆうへ（べ）より 夢みる人となりにけらしな」と記された歌碑が額に収まっています。こちらは歌人吉井勇がソワレのことを思って詠んだ歌です。
ソワレは1948年に創業で今日まで本当に多くの人に愛されたそう。そう思うと扉に書かれているソワレの文字も歴史を感じさせますね。
トータル10分くらいでしょうか。この日は2Fの奥の席へと案内されました。店内に入ると不思議な青に包まれます。青い照明が多く使われているためメニューも青く見えちゃいますねぇ(*´ω｀)
使い古されたメニューも青い照明が相まって不思議な雰囲気を醸し出します。そして着席と同時に出されたお冷のタンブラーにも東郷青児の絵がプリントされていました♪
メニューからオーダーした後、しばし店内を眺めます。
店内を装飾しているレリーフは池野禎春の作品だそう。そして青みがかった照明は染色研究家の上村六郎の助言によるもので何でも「女性がきれいに見える」のがこの青とのこと・・・（これを知ったときは何てきざなんだ～と思っちゃいました）。入り口から壁に至るまですべてがこだわりつくされた演出。そして壁には東郷青児の絵が掲げられています。これがこのミステリアスな雰囲気ともうまい具合にマッチしていました。
窓越しには高瀬川も望むことができるのですが、本当、外と中ではだいぶ違いますよね。外はまだ陽がみえるのに、店内は店名「ソワレ(soiree)」のように夜の雰囲気で包まれているんです。
しばらくすると店員さんが飲み物を持ってきてくれました。
この日頼んだのはゼリーミルクとゼリーポンチです♪二つともグラスの中に入ったゼリーがすごいんですよね＞＜何かこのテーブルに置かれた二つの飲み物と部屋を眺めるだけで贅沢な気分になるし、来たかいがあったなと思わせるのに十分な力を持っている気がします。
上からもパシャリ。ゼリーポンチのほうはフルーツが添えられていてその形がまた古くからの喫茶店もしくはパーラー感が満載。いつまでも眺めてたい気持ちにかられます。
まぁ、そうはいっても飲まないことには始まらないので(笑)、飲むわけですが。
ゼリーポンチのほうは微炭酸で、これがほんの少し硬めのゼリーと相性が良い感じです。上に添えられたキュウイやレモンと一緒に食べれば酸味と甘さが調和します。本当、オールシーズン行けますね♪
一方、ミルクポンチのほうは上のゼリーを甘いミルクで包んでいます。ゼリー自体がしっかりとした食感と味があるのでこういう柔らかいミルクで包むのもありかなと思うかんじ。しかもミルクの白から顔をのぞかせるゼリーは何だか雅でした(*´ω｀)
少しだけ店内で休んでこの日は京都の街へ退散しました♪店から去る際に店長さんと思しき方と店員さんが笑顔で見送ってくれたのはいまでも印象的です。うーん、本当素敵なお店でした♪
■雑な閑話休題
このお店の存在はだいぶ前から知っていました。たぶんガイドブックか何かで読んだんでしょう。もしくはウェブだったかなぁ。。京都は何度か訪れていますが、いざ旅行となると他にも訪れてみたい場所や名所があってなかなか立ち寄ることができず。いつの間にかその時行きたいと思ったお店も忘れちゃうんですよね。。
そんな中、京都へ週末遊びに行くことが決まってどこに行こうかを話していました。そしてその前週に訪れたのが西荻窪にある『JUHA』。このお店の棚にソワレの絵柄がついたバッグが置いてあって思い出したんです（ソワレの店内で販売しているタンブラーやグラスを購入する際についてくるものだと思います）。お店の縁って不思議なもんだなと思う次第。もちろん京都滞在時に訪れる時間があるかどうかは微妙だったんですが、結果少し時間が空いたので訪れることができました。
結果、やっぱり訪れて良かったと思える地でした。もちろん、こういうお店を訪れることを許してくれる相方さんにも感謝でした(*´ω｀)
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
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訪れたのは週末の16時半過ぎでした。新幹線が遅い時間だったのでそれまでに空いた時間を利用しての訪問です。混雑している祇園四条方面から鴨川を渡って四条通りをしばし歩いて高瀬川に沿う道を進むとこのお店があります。
お茶の時間を外しているにもかかわらず、列が伸びていました。ただこのお店、お客さんも回転すると聞いていたので並ぶことに。実際並んでみると10分くらいすると扉の近くまで進みました。待っている間も扉の脇にあるディスプレイが楽しませてくれます。
まず右手には東郷青児の絵画を中心に、その東郷青児の絵が描かれているコーヒーカップが並びます。これらが並ぶのはこのお店の先代が美術愛好家であり東郷青児のコレクターだったからとのこと。
そして入り口左手横には「珈琲の香にむせひ（び）たるゆうへ（べ）より 夢みる人となりにけらしな」と記された歌碑が額に収まっています。こちらは歌人吉井勇がソワレのことを思って詠んだ歌です。
ソワレは1948年に創業で今日まで本当に多くの人に愛されたそう。そう思うと扉に書かれているソワレの文字も歴史を感じさせますね。
トータル10分くらいでしょうか。この日は2Fの奥の席へと案内されました。店内に入ると不思議な青に包まれます。青い照明が多く使われているためメニューも青く見えちゃいますねぇ(*´ω｀)
使い古されたメニューも青い照明が相まって不思議な雰囲気を醸し出します。そして着席と同時に出されたお冷のタンブラーにも東郷青児の絵がプリントされていました♪
メニューからオーダーした後、しばし店内を眺めます。
店内を装飾しているレリーフは池野禎春の作品だそう。そして青みがかった照明は染色研究家の上村六郎の助言によるもので何でも「女性がきれいに見える」のがこの青とのこと・・・（これを知ったときは何てきざなんだ～と思っちゃいました）。入り口から壁に至るまですべてがこだわりつくされた演出。そして壁には東郷青児の絵が掲げられています。これがこのミステリアスな雰囲気ともうまい具合にマッチしていました。
窓越しには高瀬川も望むことができるのですが、本当、外と中ではだいぶ違いますよね。外はまだ陽がみえるのに、店内は店名「ソワレ(soiree)」のように夜の雰囲気で包まれているんです。
しばらくすると店員さんが飲み物を持ってきてくれました。
この日頼んだのはゼリーミルクとゼリーポンチです♪二つともグラスの中に入ったゼリーがすごいんですよね＞＜何かこのテーブルに置かれた二つの飲み物と部屋を眺めるだけで贅沢な気分になるし、来たかいがあったなと思わせるのに十分な力を持っている気がします。
上からもパシャリ。ゼリーポンチのほうはフルーツが添えられていてその形がまた古くからの喫茶店もしくはパーラー感が満載。いつまでも眺めてたい気持ちにかられます。
まぁ、そうはいっても飲まないことには始まらないので(笑)、飲むわけですが。
ゼリーポンチのほうは微炭酸で、これがほんの少し硬めのゼリーと相性が良い感じです。上に添えられたキュウイやレモンと一緒に食べれば酸味と甘さが調和します。本当、オールシーズン行けますね♪
一方、ミルクポンチのほうは上のゼリーを甘いミルクで包んでいます。ゼリー自体がしっかりとした食感と味があるのでこういう柔らかいミルクで包むのもありかなと思うかんじ。しかもミルクの白から顔をのぞかせるゼリーは何だか雅でした(*´ω｀)
少しだけ店内で休んでこの日は京都の街へ退散しました♪店から去る際に店長さんと思しき方と店員さんが笑顔で見送ってくれたのはいまでも印象的です。うーん、本当素敵なお店でした♪
■雑な閑話休題
このお店の存在はだいぶ前から知っていました。たぶんガイドブックか何かで読んだんでしょう。もしくはウェブだったかなぁ。。京都は何度か訪れていますが、いざ旅行となると他にも訪れてみたい場所や名所があってなかなか立ち寄ることができず。いつの間にかその時行きたいと思ったお店も忘れちゃうんですよね。。
そんな中、京都へ週末遊びに行くことが決まってどこに行こうかを話していました。そしてその前週に訪れたのが西荻窪にある『JUHA』。このお店の棚にソワレの絵柄がついたバッグが置いてあって思い出したんです（ソワレの店内で販売しているタンブラーやグラスを購入する際についてくるものだと思います）。お店の縁って不思議なもんだなと思う次第。もちろん京都滞在時に訪れる時間があるかどうかは微妙だったんですが、結果少し時間が空いたので訪れることができました。
結果、やっぱり訪れて良かったと思える地でした。もちろん、こういうお店を訪れることを許してくれる相方さんにも感謝でした(*´ω｀)
■参考になるかもしれない情報（ソワレさんは公式HP等がないため、なぜかJUHA情報へ・・）
ぐるなびソワレ情報：https://r.gnavi.co.jp/9n25j2cp0000/
西荻窪JUHA HP：http://www.juha-coffee.com/
西荻窪JUHA twitterアカウント：@JUHA_Coffee
ぐるなびソワレ情報：https://r.gnavi.co.jp/9n25j2cp0000/
西荻窪JUHA HP：http://www.juha-coffee.com/
西荻窪JUHA twitterアカウント：@JUHA_Coffee
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
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