「プーパッポンカリー」(セブンプレミアム/2017) | 楽団長のレトルトカレー図鑑

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図説:レトルトカレー古今東西。

【製品情報】

セブンプレミアム×販売者:エスビー×製造者:アーデン(長野県小諸市)、180g、¥257-@IY都下2016/12、2018/04期限。

「ココナッツミルクの濃厚なソースに、カニと卵を加えた、カレー粉が香り高いカレーです」

【レトルトカレーリンク】「プーパッポンカリー」(セブンイレブン)

 

【解 説】(2017/01)

開封するや、凄いエスニカルな香り。魚醤油と蟹の香りが独特な魚介臭さで融合したのか、カレーの香りを完全に凌駕しており、一寸吃驚。

 

赤い油がチラホラ浮くが、殆どが黄色いヒュルヒュルした面積で占められる。

 

一口啜ってみれば、カレーの香り風味は一寸エキゾチックながら、やはり弱め。クローブやシナモンや八角的なスパイスがやや強めの東南アジアらしい配合のカレー粉なのかも知れない。ウソだったら御免なさいませ。

 

辛さもかなり控えめで、魚介臭さ以外の要素は全て大人しく、パンチに欠け気味かな。東南アジア的ハーブ系スパイスの香り風味はほとんど感じられない。

旨み、カレーやココナッツの香り風味、甘み、辛味…、此等が穏やかに控えめに佇んでいる感じで、エスニックカレーを喰らっている幸福感があまり湧いてこないなぁ。どーしたんだろー。

其処で塩気塩梅がやや強めなので、平坦ながらもアンバランスさを感じさせられる。魚介系香り風味が強い事を考え併せると、魚醤油の濃度割合が強いという事なのかな?

 

個人的には、100円のプーパッポンカレーの方が、コスパ的旨さのインパクトも手伝って、そちらに軍配が上がってしまった。

100kcalマイサイズ「蟹と卵のカレー」辛口(大塚食品/2015)

↑大塚とセブン↓、見た目はかなり似ている。

写真の撮り方に進歩が見られない(T_T)。