昨日のパース
金曜日の夜から降っていた雨が上がり、曇り空に早朝から2重に虹が出た。
10月5日木曜日。
午前中はLLETZ手術を受けるため病院で過ごし、午後は自宅で静養。
ドクターの腕が良かったのか痛みは全くなく、夕方には麻酔の影響もすっかり抜けていたので、
手術の予定を入れるより前からチケットを購入していた和太鼓のコンサートへ行くことにした。
(コンサートは座っているだけだし)
「倭ーYamato」という、奈良県明日香村に本拠地を置く太鼓グループのオーストラリア全国ツアーの一環。
広いオーストラリアを約1ヶ月かけて東から西へとツアーして回っているらしい。
クイーンズランド州で3箇所、ニューサウスウェールズ州で5箇所6公演(シドニーが2回)、アデレードで1公演。
そのあと西豪州に入り、カルグーリー、エスペランス、バンバリー、マンデューラ、パース、ジェラルトンの6箇所を10日間で回るという、超過密スケジュール。
さすがに太鼓はトレーラーで運んでもらうものの、団員は自分たちで車を運転しての移動だったそうだ。
コンサート会場は、予想以上の大入り。
パースで活躍している「太鼓 音」のメンバーや、WAバレエの団員など、知っている顔も随分見かけた!
で、肝心のコンサートは、太鼓のパフォーマンスはもちろんエネルギッシュで良かったのだが、
コミカルなパントマイムで観客を巧みに乗せて引き込んでいく演出が巧みで、
「さすが、外国公演に慣れているだけのことはある!」と唸らされた。
最後はスタンディングオベーション。
アンコール曲でも、観客も一体となって大いに盛り上がった。
(彼らのプロフィール、スケジュールなどは「Yamato」ホームページをご覧あれ。http://www.yamato.jp)
明けて金曜日と土曜日は、草月(いけばな)のワークショップ。
ニュージーランドのオークランドから講師の先生をお迎えして、午前と午後に一コマずつ計4コマ全てに参加した。
草月らしく、植物を使わない造形や、
(どちらも参加者の作品)
欧米人はこういうアーティスティックな活動が本当に上手。
水盤に剣山なしで生ける練習、
(先生のデモンストレーション作品。)
(草月の講師の先生方は、デモンストレーションでは「後ろ生け(観客に正面を見せながら、背後からアレンジしていく方法)」で一気に組み上げていく。 )
曲者の壺を使ったアレンジなど、
自分の作品を生けるだけでなく、他の参加者の作品を先生の講評付きで見られたのが、とても勉強になった。
参加する前は、「2時間立ちっぱなしだときついかな?」と心配していたけれど、椅子に座ってのアレンジだったので、体調的にも問題なく参加できた。
Takako先生、ご指導ありがとうございました。
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