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最初にお伝えしたいのは、筆者がツイッターにも載せているこのブログサイトに対し、アメリカのトランプの強烈な支持団体の圧力の動きがあった。サングラスをかけた筋骨たくましい男性の写真が載っていて、強い調子でトランプ氏を支持する文句が書かr得てあった。筆者は、すぐ、ブロックしたが、なんだか薄気味悪さを感じる。極端な右翼でトランプ支持者の魔の手が、筆者に対し、迫っているのではないか、と考えると嫌な気がする。これが、トランプ支持団体のやり方で、トランプがその一部となっているのかどうか、気になるのである。

あと3年と4か月ある。トランプ大統領が一期目を終了するまでである。まさか、2期やることはないはずであるが、アメリカ選挙民は、また、トランプ氏を大統領に選ぶ可能性はある。その最大の原因は、民主党に有力な次期大統領選候補がいないからである。たとえ新人が出るにせよ、来年の中間選挙までには、出ていなければならないと思う。

今のところ、だれもそのような候補として挙がっていない。いるとしたら、前回の大統領戦で立候補し、ヒラリー・クリントンを散々に痛めつけたバニー・サンダースである。しかし、年齢からして、また、社会主義者としてのレッテルが貼られているため、集票に限界がある。

さて、このトランプであるが、今後どのように動くのであろうか?

その動きにより、アメリカは、いや、世界は大きく変わる。

トランプ大統領がこけるとしたら、その第一の可能性は、ロシアスキャンダルである。

トランプ氏の大統領選挙の際、最初キャンペーンの選対本部長をやっていたのは、ポール・マナフォートであるが、先日、FBIの家宅捜査を受けた。マナフォート氏とロシアとの結びつきが指摘される問題で、ウクライナ議会の議員が親ロシア派がマナフォート氏に75万ドル(約8400万円)に払った証拠だとする書類を公開している。この男がロシアとどういう関係にあったかが注目されている。

しかし、筆者は、このマナフォート氏から、直接トランプ氏に関係する犯罪性のある事件があるとは、思わない。何故なら、彼事態が外国政府のエジェントであり、自分自身のための金だったと思うからである。

フリン元国家安全保障補佐官からも、トランプ大統領個人に関係する犯罪性のある事件は、出てきにくいと思う。何故なら、マナフォート氏のように、彼も個人として、外国政府のコンサルタントとして、私利私欲を肥やしていたのではないか、と思う。

すると、鍵は、トランプ氏の息子のトランプジュニアと娘婿のクシュナーである。この二人は、ロシア政府と関係のある女性弁護士と会談をし、クリントン候補にとり、不利な情報をロシア政府と操作した疑いがあるのであるが、この点に関しては、何らかのアメリカの法律が適用され、有罪の判決が下り、二人が監獄に放り込まれることになる可能性は、少ないだろう。もしそうなったとしても、トランプ大統領個人に結び付けられるかどうか、は分からない。

大統領が大統領自身に発令する特別恩赦もあるだろうとは、トランプ大統領自体が述べていることである。

ロシアスキャンダルが、トランプ氏を捉えることは、現時点では、筆者は難しいと思う。

 

佐藤則男

ニューヨーク