9/15に「関ケ原」の応援上映が決まったみたいで、私、そういうの聞くのあんまりなくてわかんないけど(忍びの国でやってたかな?)、コスプレ可、声だし可、とかなんか、ちょっとスターウォーズみたい。上映前に、拍手とか起こらないかしら?(笑)

そういえば、なんか、本家関ケ原でコスプレイヤーが観光客に切りつけているらしく、なんかつぶやきで先日注意が喚起されてたけど、迷惑なんだろうけど、笑っちゃう。

思い出せば、夏のコミックマーケット(通称コミケね)で、自分が学生の頃、幕末専門ブースで売り子してると、会場を徒党を組んで闊歩する新選組の面々や、竜馬然とした着物に袴の人がウロウロしていて楽しかったな。

 

先日、次女が、体育祭での振付に、ジェダイのライトセーバーシーンが見たいとのことで、ちょっとスターウォーズ見せてました。

久しぶりにエピソード4(公開順でいうと最初の一作目だけど)を見ると、後々の展開知ってるゆえに、イェイ!ミレニアムファルコン!とか、エピソード7で見たターキンはCGだったけど、これはオリジナルだ―!とか、散々喧嘩してるけど、あんたら恋仲になるのよ(*´ω`*)ハンソロとレイア姫、などなど、ずうずしてしまう、という(;´Д`)。

肝心のセイバーシーンは、カンフーっぽくなる後々に比べると、ずいぶん日本の剣道寄りで、改めて日本をリスペクトした作品なんだと感じさせられました。

 

でも、ダンスの振り付けとしてはちょっと物足りなかったので、クローン戦争を扱ったエピソード2(公開五作目)を。

スターウォーズ史上、あれだけのジェダイが同時にライトセーバーを振るうシーンはないので圧巻。

「キェーッっ!!」ってな感じで、縦横無尽にアクションしまくるヨーダにエキサイティング。

2の私的見どころはパドメと後のダースベイダーであるアナキンとの恋物語なのだけど、陰のあるアナキン役のヘイデン・クリステンセンに「かっけーな~」と口開けて見とれた後、その面影にぼーっとしながら棚にDVDしまおうとしたとき、隣に「海賊とよばれた男」が飾ってあるので、国岡鐵造さんが気迫とともにこっちを見据えていて、あら―ッ、全然クリステンセンに引けとらないじゃないの~、と岡田准一の顔立ちに改めて感嘆。

 

ヘイデン・クリステンセンの出演作で他に見たことがあるのは「ジャンパー」。

瞬間移動が面白くて、様々な場所が出現するし、最後まで楽しく見た作品。

ローマのコロッセオが強烈に印象に残ってる。

 

そういえば、「関ケ原」の感想で、今まで見た映画の中で三本の指に入る、と形容したけど、具体的に考えてみると何かな?と自問自答。

 

まず挙げるのは「タイタニック」。

ビデオもDVDも持ってるけど、この映画、だいたい劇場で一回見たらおしまいな私が五回見に行った(笑)。当時(今でも)破格の上映時間の三時間余りで、チケットも一回2000円したのに、ええ、一万円費やしましたとも(苦笑)。

共にタイタニック号の事故記録にハマっていた妹も五回見に行ったとか。

一般の人はレオ様とケイト・ウィンスレットの恋模様に涙しに劇場に足を運んだと思うんだけど、私ら姉妹はあまりにも事故を忠実に再現した映画にエキサイティングしていたのでした。

実際海底に沈んでいるタイタニック!そして、そこから回想される忠実なタイタニックのセット!

レオ様とケイトのまわりの人間以外は、実際にタイタニックで遭難した人を忠実に再現し、記録に残るままに行動させている。

カップルは、実際の事故記録のタイムテーブルの間を縫ってストーリー展開していて、監督の深いタイタニックへの追悼を感じずにはいられない作品でした。

この作品で悲劇のスミス船長を演じたのは、後に「ロード・オブ・ザ・リング」でセオデン王を演じた名優、バーナード・ヒル。

自らの過ちを償いながら気高く死に逝くのがこの上なく似合う俳優さん。

ヒットメーカーである監督ジェームズ・キャメロンは、撮影の終わった後、大変な過ちに気づいたそうで。

なんと、実際に拵えたタイタニック実寸大のセットが、左右逆だったんですって!

ので映画では映像を左右逆にして、文字を反転させて使ったとか。

わかったときは血の気が引いたでしょうねぇ(笑)。

 

二作目は何だろう、心に残る名作は多々あるものの、やっぱり、「ロード・オブ・ザリング」かな。

文庫本全10巻に及ぶ大長編をたった三作にまとめ上げ、しかも、原作のエッセンスを余すとこなく映像に撮りきったところがものすごかったです。

あのエピソードがないな、これがないなとかほとんど感じさせなかった。

読者の見たかったシーン全てに応えてた気がする。

アラゴルン~(*´ω`*)。

アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンは、急きょ決まった代役でした。

大して下準備もできないため断ろうとしたところ、熱狂的な「指輪物語」のファンであった息子さんにほだされて役を引き受けることに。

撮影初日、投入されたのは喜々として襲い掛かる筋肉隆々のエキストラ群からなるオークの群れとの戦闘。

たった一人で立ち向かわなくてはなりません(笑)。

結果、三部作を演じ切った後はアラゴルンと言ったら彼しか考えられないほどのインパクト。

彼の主演作は「オーシャン・オブ・ファイヤー」しか見たことないけど。

馬でのアラビア砂漠横断レースの話で、結構面白い映画だったな(^^)。

ボロミア役のショーン・ビーンやレゴラス役のオーランド・ブルームもカッコよかったなァ♡

 

そういや、最近テレビでやってた「ジュラシックパーク」。

シリーズ一作目ですけど、なんだかんだ、シリーズ全作見てますが、やっぱり、一作目が一番ですね。

人間の愚かさ、科学を玩ぶことへの警鐘、個性的なキャラクター、進化に隔たれた恐竜と人間の関係性の皮肉など、今見ても唸ることばかり。

最後、ジュラシックパークの横断幕が舞い落ちる中、咆哮するティラノサウルスは忘れられません。

劇場で見た後は、ちょっとひらけた場所があると、ありありとヴェロキラプトルが想像できて、ほんとに、恐竜と人間は共存は出来ないんだなぁ、としみじみ。(←恐竜大好き少女だったのです)

今は鳥になってくれて、ほんとよかった。

出演俳優では特にジェフ・ゴールドブラムが好きで、「ザ・フライ」「インディペンス・デイ」その他見ましたけど、ほんと、濃い俳優さんです。

続編ではすっかり恐竜がゴジラ化してきて、おまけに一作目の警鐘はどこへやら、恐竜はすっかり人間のよき友ポジションに。

でも、本質的な作品の質は落ちても、きっと来年のジュラシックワールドも見に行くだろうなー(溜息)。

主演のクリス・プラットの二の腕には惚れたし。

彼出演作の「マグニフィセント・セブン」「パッセンジャー」は見逃したまんまですが、時間作ってぜひ見たいですね。