ときどき、ゲームにはまります。その心境を代弁してくれた文学作品に接したこともないので、自分で書こうと思いました。
人が怖い世の中が怖いゲームする
それなりの忘我の境地、ゲームする
ゲームには季語の余地なし部屋の中
やめたならうたた荒涼、またやっている
ゲームならレベルも上がる
咳をしてもゲーム
自殺など野蛮なことよ廃人になる
いけないとふと思い出すこともある
自責も抜け出す気力もなくなったときの甘美さ
判断も決断もなし、クリックもう一つ
他人から見ればそこにはいない人