前回の価格改定編に続き、今回はマカド!とプライスターの出品について比較をおこなっていきます。

 

下記が一覧となります。

 

 マカド!プライスター
FBA・自己発送対応
複数PCでの同時商品登録
商品ラベル印刷
商品ラベル個別印刷
FBA納品先センターの商品移動機能
FBA納品する商品のプレビュー機能
納品センターへ発送後、出品前の価格変更
商品説明文の保存自動保存予め設定
仕入れ値入力
CSV一括出品
商品登録情報の保存常に全て保存5分に1回
   

 

 

●FBA・自己発送対応

これは双方とも普通に対応していますので引き分けとなります。

 

 

●複数PCでの同時商品登録

プライスターは出品ページの共有が他PCとできない仕様となっています。

1台のPCのみの対応となっているため、複数人で手分けして大量の商品を登録する際かなりのネックとなってしまいます。

マカド!は1つの商品登録ページを複数人(上限なし)にて同時に登録していくことができるので、あっちでバーコードピッ。こっちでもピッ。ということが可能です。

商品登録の時間はなるべく効率よくやれる方が実績にも直結します。

 

マカド!に軍配が上がります。

 

 

●商品ラベル印刷

これは双方とも普通に対応していますが、プライスターでラベルを印刷すると、順番がバラバラに印刷されてしまいどの商品がどのラベルと対になっているのかがわかりにくい状態です。

現在は商品ラベル自体にJANコードが表示されるようになっていますが、バーコードの存在しない商品の場合は結局探す羽目になってしまい少々面倒です。また、バラバラに印刷されてしまう時点で、ラベルを見て、商品を探して、JANコードを確認してと手数が多い点が上げられます。

 

マカド!は自分が登録した順番通りに商品ラベルが出力されますので、登録順に商品を並べておくだけで一目瞭然で大変シンプルに商品を探すことなくラベルを貼ることが出来ます。

 

マカド!に軍配が上がります。

 

 

●商品ラベル個別印刷

ラベルを商品に貼った後、「間違えてしもうた...」みたいなことが度々有るかと思います。

その度に納品する全ての商品ラベルを印刷しなおすとなるとコスト面で大変もったいないです。

プライスターが全件の印刷にしか対応してないのに対し、マカド!は個別に出力することが可能です。

そもそも商品ラベル自体が登録順に印刷されるので、まず間違いは起きないのですが、それでもこの機能を用意しているところにユーザー目線が感じ取れます。

 

マカド!に軍配が上がります。

 

 

●FBA納品先センターの商品移動機能

FBAに納品する際、地域によってなのですが商品のカテゴリーや大きさ判断で1回の納品時に別々の納品センターを指定されることがあります。Amazonの仕様で納品センターがどの様に振分けられるのかは実際に商品登録を行い、納品プラン作成するところまで行わないと分かりません。

 

100個の商品を登録し、自分は全て同じ納品センターが指定されるとおもっていたら、1つだけ大型商品と見なされて違う納品センターを指定された場合、出荷先が2箇所になります。送料もその分掛かってきます。そんな時はまず99個の商品を普通に納品し、1つの大型商品は保留します。なぜなら出荷用のダンボールはがら空きだからです。

 

次以降の出荷タイミングで同じように商品登録を行い納品プランを作成すると、こんどはダンボールが満タンになるくらいの大型商品を確保できたとします。

「前回の納品プランとは別の納品プランだから別々に発送しないといけなくて余計送料かかるんじゃないの?」

プライスターの場合はそうなってしまいます。

マカド!の場合は、自由に納品プラン間で商品の移動ができるので最初に作成された大型の納品プランに、後から作成された大型の納品プランの商品を移動しちゃいます。

そうすると、2つの納品プランが最初に作ったプランに統合されて結果発送が1つで済むようになり送料コストを大幅に節約することができます。

 

少々わかりづらいかと思いますので公式の説明をご用意しました。

https://makad.pw/wp/?page_id=368

 

出荷送料の節約という点でマカド!に軍配が上がります。

 

 

●FBA納品する商品のプレビュー機能・納品センターへ発送後、出品前の価格変更

さて、FBA納品センターに出荷したとします。出品ページにはプライスターにもマカド!にもFBA納品プランの一覧が表示されます。

 

プライスター

 

マカド!

 

こんな感じになっております。

プライスターになくてマカド!にある機能で、

「過去に自分がどんな商品をいくらでいつ納品したか」をプレビューする機能があります。

一番左の「納品する商品」というボタンをクリックすると、↓

 

 

こんな感じでその納品プランで納品した商品の詳細を見ることが出来ます。

ここで納品前にやっぱ価格ちょっと変えたい場合には出品価格を変更すると納品完了前にその価格に変更することが出来ます。

FBA納品先センターの商品移動機能も、この画面でドラッグ&ドロップして行っていきます。

 

マカド!に軍配が上がります。

 

 

●商品説明文の保存(出品時)

Amazonで出品する際、その商品の詳しい情報を商品説明分として記入することによってお客様に安心して購入してもらえるようになったり、変な誤解を生まなくなったりします。

出品時に商品説明文が空っぽのままだと一々コピペするのは面倒だと思います。

これはプライスターが予め環境設定で設定した商品説明文が自動で入力されるのに対し、マカド!は直近の説明文を各コンディション毎に自動保存します。こちらの機能は使い手によってどちらが良いかは別れるところだと思いますので引き分けとなります。

 

 

●仕入れ値入力

これは双方とも普通に対応していますので引き分けとなります。

 

 

●CSV一括出品

マカド!はCSVでの出品に対応していません。プライスターはCSVで纏めて商品を出品できるので、商品数が多い場合とても有用です。

マカド!でCSV出品を用意しない理由としては、出品時に間違いが起きる可能性が高いからです。

 

例えば、

 

ASINSKU商品価格個数
B00XXXXX1SKU-XXXXXXX1100010
B00XXXXX2SKU-XXXXXXX2150010
B00XXXXX3SKU-XXXXXXX320006
B00XXXXX4SKU-XXXXXXX430005
B00XXXXX5SKU-XXXXXXX5100001
    

 

↑の様にCSV出品をしたと仮定します。こうするつもりが...

 

ASINSKU商品価格個数
B00XXXXX1SKU-XXXXXXX1101000
B00XXXXX2SKU-XXXXXXX2101500
B00XXXXX3SKU-XXXXXXX362000
B00XXXXX4SKU-XXXXXXX453000
B00XXXXX5SKU-XXXXXXX5110000
    

 

商品価格と個数の列を間違えて入力して出品してしまいました。

プレビュー機能用意しておけばいいのでは?という意見もあるかと思いますが、CSVを入力した時点で全ての商品に対してヒューマンエラーが起こっています。

殆どの方は、なるべくならこういう人為的ミスには遭遇したくないと思います。

そこのリスクと天秤に掛けてマカド!では敢えて搭載しない方向になっています。

 

ただそれでもCSVで納品したいんだ!って出品者の方もいらっしゃるかと思います。

 

プライスターに軍配が上がります。

 

 

●商品登録情報の保存

プライスターを使っていた時、意外と面倒だなと思ったのが商品登録の保存と復元でした。

プライスターは商品登録中に登録した情報の保存や、また翌日続きからというと復元をしないといけない仕様でした。

ドラクエでいうところのセーブと冒険を続きから始める場合には冒険の書を選ばないとみたいな感じです。

マカド!は商品登録をすると、そのままの情報が出品を完了するまでずっと自動的に保持されます。なのでこの部分を考える必要がなくなったのでとても楽になります。

 

マカド!に軍配が上がります。

 

 


 

今回は出品編をお送りしました。

 

最近ここの開発者さんと飲みにいったのですが、

 

マカド!はAmazonの管理ツールの中では後発組となりまだまだ若いツールですが、後発組のメリットとして、尊敬する諸先輩方達のツールでなし得なかった、かゆいところに手が届きまくるツールを目指している。

 

ご利用頂いている方に誠意をもって対応するのはもちろんのこと、それ以上に技術力でリターンをする運営をして行き、他社様のツールを敬いつつも、後発組として負ける訳にはいかないという一心で運営していきます。

 

※飲みの場だったので、ちょっと違う言い回しですが、私が勝手に修正しましたw

とのことです。

 

なかなかアツい志をもっている安心して色々相談できる方と一緒にお仕事ができて大変光栄です。ブログからですが、こちらからも今後共よろしくお願いいたします。

 

 

それともう1点。価格について触れてなかったのですが、

 

プライスター:

5800円/月(最初の一ヶ月は全機能無料)

 

マカド!:

4800円/月(最初の一ヶ月は全機能無料)

 

となっていて、マカド!が月額1000円ほどお得です。年間12000円の差が生まれます。

 

また、Twitterでもお知らせしたのですが、マカド!は基本的に30日間無料なのですが、ある方法で60日間まで無料にすることができます。ヒントは「マカド!はAmazon公認ツール」です。

どうしても知りたい方はアメンバー専用記事を用意しましたのでそちらを御覧くださいませませ。

 

アメンバー申請も是非ともお気軽に!

 

 

 

 

 

 

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