肩石灰沈着性腱板炎って・・・
どのようになっているのでしょう？
肩が痛くて夜も眠れないという女性。
最近は痛みが特に酷くて、ネットで検索して当院を探して来られました。
ではどのような状態なのかお話を聞いてみましょう。
石灰沈着性腱板炎は以前は五十肩とも呼ばれていましたが、現在は五十肩とは原因が別なので症状名が分けられて呼ばれています。
一般的な五十肩の場合は、肩甲骨の可動が悪いなど、肩周辺の様々な筋肉が硬く硬直している場合が多いのですが、石灰沈着性腱板炎の場合は肩甲骨の可動は問題がなく、他の筋肉の硬直も起こっていなく、関節内部の痛みにより可動が制限されています。
ですから一般的な五十肩の改善方法とは異なり、筋肉の奥の方の僅かな硬直や石灰が沈着している腱板付近を施術して行きます。
石灰沈着といっても沈着している石灰は骨と同化している訳ではないので、振動により分離可能です。
最近の健康番組で石灰沈着性腱板炎を衝撃波で治して行くという最新治療法が紹介されていましたが、自然形体療法では以前からＭＣ(マザーキャット)という器具を使用して沈着している石灰を分離させていました。
Ｍａｔｈｅｒ Ｃａｔ
４つの径が異なる形状のもので構成されているのが、猫の足跡に見える事から命名されました。
近年はそのＭＣを横に並べた形のもの(当院ではゴッドフィンガーと呼んでいますが)を使用する事により石灰沈着を分離させるのに非常に効果的な施術が可能になりました。
Ｍａｔｈｅｒ Ｃａｔ を横に並べた形状をしているので、当院では Ｍａｔｈｅｒ Ｃａｔ と区別して、
Ｇｏｄ Ｆｉｎｇｅｒ と呼んでいます。
それでは石灰沈着性腱板炎の施術をおこなってみましょう。
施術結果は次回のブログで・・・
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