翌日来院されたら痛くて階段が上れない
でも痛くなっていたから原因が解明
昨日調子が良くなったのでカラダを使い、そのせいで翌日痛くなり階段が上れないという。
ではどのような状態なのか?階段を上ってもらいました。
左脚を持ち上げて、その左脚に乗る時に痛みが出て階段が上がれない状態です。
その動作の時に痛みの原因が発生しています。
もう一度昨日の施術前のお話を思い出してみましょう。
左の鼠径部は子供の時からビッコを引かなければならないくらい痛いと言っています。
つまり病院でレントゲン写真を見ながら左股関節の軟骨が擦り減っているので痛みが出ているという診断はおかしい事になります。
股関節の軟骨が擦り減っている事が痛みの原因であれば、子供の頃から擦り減っている事になります。
今の年齢から考えると既に全く歩けなくなっている筈ですね。
そして本人も不思議に思っている事は、軟骨が擦り減って痛いのならば、階段を下りる時に何故痛くないのかという事。
階段を下りる時には股関節に体重が掛かり、股関節の軟骨に負担がかかる筈。
昨日は痛みが出ていなかったので単純に股関節を牽引して隙間を広げただけでしたが、今日は本当の痛みが出ているので、その痛みの原因を解明してみたいと思います。
その痛みは股関節ではなく、鼠径部の付け根付近です。
どうも恥骨筋が付いている恥骨の下側に圧痛があり、子供の頃から左恥骨筋が硬くて痛みが出たりマシになったりを繰り返していたのかも知れません。
そして無理なストレッチで引っ張り更に痛めたのでしょう。
それでは硬い恥骨筋と恥骨筋が付いている恥骨の下側を改善してみましょう。
痛みを我慢しながら一段ずつしか上れない階段が痛みなく上れるようになるのでしょうか?
そんなマジックのような事がその場で起こるのでしょうか?
次回のブログをご期待下さい。
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