ナゴヤドームで行われた阪神との1回戦は1-3で阪神の勝利。


はっきり言って収穫が皆無に等しい試合だったと思います。
今日もゲレーロ、ビシエドは音無し。内容も酷いといっていいものでした。
特にゲレーロは力のない内野フライ3つと特別難しくない変化球に対して空振り三振とかなり深刻な状態です。
延長12回にサヨナラヒットを打った試合は同点だったとはいえ「12回に打席が回る可能性があるから」と守備固めを出さなかったのに、今日は2点ビハインドで交代。もしかしたら首脳陣からの期待値が下がってしまったのかもしれませんね。

正直、今のゲレーロがヒットを打つイメージは浮かんできません。
高めの失投は打ち損じて内野フライ。内側に入ってくる失投なら可能性があるかもしれませんが、それも140キロを超えてくると厳しいように見えます。
あのサヨナラヒットをきっかけに状態を上げて行ってくれたらいいなと思っていたのにそこから更に調子を落としてしまったのは寂しいですね。

ゲレーロ、ビシエドともにパワーはあるのでもう少し引き付けて逆方向というバッティングをしてもいいのかなと素人考えでは感じてしまいますが、今後どうするのでしょうか。
今の「どんなボール、カウント、状況でも引っ張りにかかってホームランを狙ったようなフルスイング」というバッティングスタイルを続けていても復調は遠い気がしてしまいますが…… 


クリーンナップが打線のつながりを完全に断ち切ってしまっていることは間違いありません。6回裏に先頭の荒木がヒットで出てからクリーンナップが三者連続内野フライでランナーを進めることすらできなかった攻撃は見ていられませんでした。
しかし、大島と平田が牽制に誘い出されてしまったり、0アウト1、2塁から荒木がバントを2回失敗した末にダブルプレーを打ってしまったり、バッティング以外の部分でもミスが出てなかなかいい流れで攻撃することができません。
何でもいいので流れを変えるきっかけが欲しいところです。

今日は久しぶりに長打が出ました。
とらえた打球ではありませんでしたが、足を武器にしている京田らしい二塁打だったなと。
今日の1点は京田がもぎ取ったものだと言っていいでしょう。


バルデスは今日もナイスピッチング。
岩貞のヒットをきっかけに失点してしまったのは残念でしたがその後よく踏ん張ってくれました。
次回の登板も中4日が予想される中で120球も投げさせてしまったことは気がかりですが、次こそ初勝利を付けてあげたいですね。

反面岩瀬は厳しい登板になってしまいました。
最近の登板ではボールが浮き気味でかろうじて抑えている印象があったので中軸から始まる巡りで岩瀬に継投という采配はミスだったのかもしれません。

9回に登板したのは祖父江。
この祖父江もちょっとバタバタしてしまいました。
糸井を敬遠したのに次の荒木にフォアボールを出してしまってはいけませんね。


ここ10試合で8回QS(内7回HQS)をしている先発に1度も勝ちが付かずチームの勝敗が3勝6敗1分け。
打線の状態は深刻です。
1日でも早く先発に勝ちを付けられる打線になってもらいたいものですが……
明日の先発ジョーダンも今までの打線を見るかぎり苦しい登板になるでしょう。
それでも粘り強く投げて味方の援護を待ってもらいたいですね。


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