いつものように
なにげない話題が
綴られており、
最後の便箋を読み
はじめると…


よかったら電話で
話しませんか?

都合のいい時に
ベルにメッセージを
くれたら、すぐに
電話するよ。


うぉ〜!!
いよいよこの時が来たか!
って感じ。


話してみたい

でも…
うまく話せるかな…

ベルにどんなメッセージを
いれたらいいんだろう


あれこれ
考え過ぎてしまい
頭がパンパン。


とりあえず
時間を決めよう…と
思い、無難な20時すぎ
くらいにベルを入れる
ことを決意。


あっという間に時間は過ぎ、
いよいよベルを入れるために
受話器をあげました。


25 03 61 04 03 61


あえて
解読文は書きませんが f^_^;


あ〜
送っちゃった!!


勢いよく受話器を置いて
ドキドキしていると
1〜2分後に電話が…


はい…
もしもし


電話では
はじめまして!だね
ツトムです


はじめて耳にする
ツトムくんの声は
やさしくて
あたたかくて
少し方言まじりで…
とても心地良く。


気がつくと
空が白みはじめ
小田急線も動きだし。
8時間近くも話し続けて
いたらしく。


そろそろ・・・
という雰囲気になったころ、


手紙を読んでいても
思っていたし、
実際に話してみて
確信したけど・・・
オレ、ハルくんのこと
好きだよ


ツトム君からの突然の
告白。その場では頭が
ポ~っとなっちゃって
曖昧な態度をとってしまい
ましたが、また話す約束を
して受話器を置きました。


ハルくんのこと、好きだよ・・・


初めて告白されたうれしさと
何かが始まりそうなドキドキ感で
眠れないまま、学校へ向ったの
でした。