先週の市場&来週以降の見通し:OPEC・非OPEC減産合意、FOMCの利上げ

今月はスタートから絶好調。うまく流れに乗れてます。

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先週の東京市場:国内・海外含め株が堅調に推移、米金利上昇・ドル高再開の兆し

先週はECBが金融政策を変更。債券の月間買い取り額を減額し、買い取りプログラムの期間を市場予想以上に延長しました。

このECBの行動により前週からの市場の動きに変化の兆しが見られ始めています。

ユーロは売られ、ドル高が進行。一時100割れとなっていたドルインデックスは一気に101超えまで上昇しました。

独債金利は低下傾向となる一方で再び米金利が上昇し、米10年金利は2.4%台後半を推移。

ドル高が再開したことで円安基調も復活し、ドル円はついに節目となる115円台に乗せました。円安基調を受けて日経平均も海外時間に先物が19200円手前まで上昇。年内20,000万円も夢じゃないレベルまで来ています。

また、土日の間に先日のOPEC減産合意に続いて、非OPECの産油国でも減産合意に成功しています。

来週以降の相場見通し:産油国減産合意、FOMCの米利上げ

来週は米国でFOMCが開催され、1年ぶりの利上げが実施される見通しです。

市場でも今回の利上げはほぼ確実視されており、注目されるのは同時に公表されるFedメンバーの金利見通しです。

見通しが前回から変わらずということになると、米金利の上昇に歯止めをかけることになり、ドル高円安基調にもブレーキがかかります。

一方、利上げペースが加速、つまり来年の利上げが3回以上を予想しているということになると、Fedの強気姿勢が伝わり、米金利の上昇ペースが加速することになります。

週末に産油国が減産合意にこぎつけたということで、週明けはまず原油高からのリスクオン相場となり、ドル円も日経平均も堅調に推移しそうですが、FOMCの結果次第ではその流れが腰折れする可能性もあり、注意が必要です。

 

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2016年12月11日 先週の市場&来週以降の見通し:OPEC・非OPEC減産合意、FOMCの利上げ はコメントを受け付けていません。 マーケットコメント