ヨーグルトメーカーを買って作ったカスピ海ヨーグルトの食感が!?

スポンサードリンク

我が家では、子供達や旦那の健康と私の便秘(こっちがメイン?)のことを考えて、毎朝ヨーグルトを食べるようにしていました。

でも、ヨーグルトを家族4人で毎日食べるとなると、冷蔵庫の中にそれなりのストックが必要ですし、正直ヨーグルト代もばかにならないんですよね~。

そしてある日のこと。

いつものようにネットサーフィンしていると、ふと『ヨーグルトメーカー』なるものが目に留まりました。

スポンサードリンク

以前から『そんなのもあるんやなぁ~』くらいな感じで、その存在は知ってはいたんだけど。

でも、その日はそのヨーグルトメーカーを見て『これ使ってヨーグルトを作れば、うちみたいに大量消費してる家だと結構経済的なんじゃない?』って思って、その商品を詳しく見てみました。

すると、その商品の説明に『カスピ海ヨーグルトも作れます』的な言葉が書いてありました。

『カスピ海ヨーグルト?聞いたことがあるような、ないような…』

で、よーく考えてみると、いつもヨーグルトを買いに行ってる近所のドラッグストアにも『カスピ海ヨーグルト』ってあるのを見たことがあって、ちょっとお高めだったので、普通にスルーしてたのを思い出しました。

そこでこの記事では

  • ヨーグルトメーカーを買ってみた件について
  • カスピ海ヨーグルトって何ものなの?
  • カスピ海ヨーグルトってどんな風にからだにいいの?
っていうことについて、詳しく見ていきたいと思います。

  

ヨーグルトメーカーを買ってみた

と、冒頭で書いたような風にして、ヨーグルトメーカーなるものに興味をひかれて、思わず買っちゃいましたよ。

ヨーグルトメーカーを。

これが、市販されているヨーグルトと牛乳で、ヨーグルトの大量生産ができちゃう『夢のマシーン』キラーン

輪t氏が購入したヨーグルトメーカーの詳細を見てみる

このマシーンを使ってのヨーグルト作りの記事は別に紹介するとして。

私自身は、普通にR-1だとかのヨーグルトをたくさん増やして、家族みんなが『経済的にかつ健康的に』なれればって思って買ったものなので、実際にカスピ海ヨーグルトを作るかどうかは別にして。

でも、やっぱり気になるのが『カスピ海ヨーグルトって何?』っていうこと。

スポンサードリンク

カスピ海ヨーグルトって普通のヨーグルトと何が違うの

そして、やっぱりここでもやっぱり『カスピ海ヨーグルト』という言葉が書かれていました。

ん?『寒い時期の』って書いてありますよね?

どういうことでしょう?

っていうことは、寒い時期じゃない(=暑い季節)だったら、このマシーンを使わなくても、カスピ海ヨーグルトっていうものは、作ることができるっていうことなんでしょうか?

カスピ海ヨーグルトってなに?

どうしても気になったので、『カスピ海ヨーグルト』について調べてみました。

カスピ海ヨーグルト(かすぴかいよーぐると)は、家森幸男が長寿地域として知られているヨーロッパ東部のコーカサス地方から日本に持ち帰ったことにより日本に広まったと言われているヨーグルトである。

2012年11月1日には、コーカサス地方に伝わる食と健康に関する情報発信を目的として「カスピ海ヨーグルト研究会」が発足[1]。

2012年現在では、食品メーカーから粉末状の種菌やヨーグルト製品が出されている。

<wikipediaより引用>

そして、この家森さんによって1986年に日本に持ち込まれたものっていうことがわかりました。

カスピ海ヨーグルトと他のヨーグルトどう違うの?

市販されているヨーグルトって『〇〇菌』とか『△△株』とか、メーカーや商品によって使われている乳酸菌が違いますよね。

その菌によって『お腹の調子を整えてくれる』とか『免疫力をアップしてくれる』とか、いろんな効果を売り文句にしているけど、味はどれも同じような感じで、そう変わらないですよね~。

前述したように、カスピ海ヨーグルトの場合は『ヨーロッパ東部のコーカサス地方から持ち帰ってきたヨーグルト(菌)』で作られているですが。

でも、他のヨーグルトと同じように、その菌による作用が違うだけなんでしょうか?

そこで、奮発してカスピ海ヨーグルトを実際に買ってきて食べてみました。

すると、思っていたのとは全然違って、そこには『明らかに他のヨーグルトとは違うもの』がありました。

私が感じたカスピ海ヨーグルトの違い
  • 食感の違い
    他のヨーグルトと違って粘り気があって食べたあとに満腹感があります
  • 味の違い
    酸味がなく、まったりとした感じのする味です。味にクセもないので食べやすかったです。

他のヨーグルトと同じものを想像していたので、ちょっとしたオドロキがありました。

何よりも違うのが、その食感です。

他のとはあきらかに違う『粘り気』があります。

例えていうなら『ちょっと柔らかめの杏仁豆腐』っていった感じでした。

カスピ海ヨーグルトの乳酸菌

実は、このカスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌は『クレモリス菌』っていう菌です。

この菌の働きで、私が感じた粘り気と酸味の少ない味わいのヨーグルトを作り出しているんですね。

そして、いろいろと調べてみると、私の買ったヨーグルトメーカーに書かれていた『寒い時期のカスピ海ヨーグルトも作れます』の真相が明らかになります。

ヨーグルトを作るときには牛乳を乳酸菌によって発酵させるんですが、その発酵させることのに最適な温度が、普通のヨーグルトとカスピ海ヨーグルトでは違うということなんですね。

一般的なヨーグルトとカスピ海ヨーグルトの発酵温度の違い
  • 一般的なヨーグルト
    35~60℃で発酵してヨーグルトになる
  • カスピ海ヨーグルト
    20~30℃で発酵してヨーグルトになる

見ての通り、一般的なヨーグルトの場合、35~60℃でヨーグルトを作ることができます。

ただ、温度が高すぎちゃうと乳酸菌が弱ってしまったり死滅してしまって、発酵することができない(=ヨーグルトにならない)ので、温度管理が大切になってきます。

なので、私が買ったようなヨーグルトメーカーが必要になるんですね。

一方のカスピ海ヨーグルトの場合はというと、発酵するのに最適な温度が20~30℃となっていますよね。

この温度って、一般的に言う『常温』っていうやつです。

っていうことは、『カスピ海ヨーグルトって常温で発酵させてつくることができちゃう』っていうことなんですね。

ただこの常温も、冬の寒い季節だと『常温』じゃなくなっちゃうので、カスピ海ヨーグルトの乳酸菌も発酵して、ヨーグルトをつくることができません。

そんなときに、この『ヨーグルトメーカー』を使えばカスピ海ヨーグルトを作ることができるっていうことなんですね!

この『寒い時期のカスピ海ヨーグルト作りにも』っていうのは、そういう意味だったんですね。

これで、スッキリしました。
私の購入したヨーグルトメーカーの詳細を見てみる


カスピ海ヨーグルトって体にいいの?

普通のヨーグルトを安くたくさん作るために買ったヨーグルトメーカーだけど、『カスピ海ヨーグルト』っていうものを知るきっかけになりました。

でも、実はこのカスピ海ヨーグルトって2002年ごろになり流行っていたみたいなんですね~。知りませんでした。

一般のヨーグルトの効果

カスピ海ヨーグルトに限らず、一般的なヨーグルトの効果には次のようなものがあると言われています。

ヨーグルトに期待できる効果
  • 腸内環境の改善による便秘改善、ニキビ・肌荒れ防止
  • 生活習慣病の予防効果
  • 骨を強くする
  • イライラを予防
  • タンパク質が筋肉のもとになる
  • 免疫力向上効果
  • 脂肪が燃焼しやすくなる

そもそもヨーグルトっていうのは、乳酸菌による整腸作用や免疫力の向上ばっかりが言われてるけど、それだけじゃないんです。

ヨーグルトに含まれてるタンパク質とかカルシウムも、乳酸菌が分解してくれてることで、消化しやすく体にもより吸収されやすい状態になっています。

なので、とっても栄養価の高い『健康食品』だったりもするんですよね。

カスピ海ヨーグルトの期待できる効果

カスピ海ヨーグルトも同じヨーグルトだから、一般的なヨーグルトと同じような効果が期待できるのは想像できるけど、それ以外にも何か違いはあるんでしょうか?

実は、カスピ海ヨーグルトには、その独特の『粘り気』によって更なる効果が期待できちゃうんです。

カスピ海ヨーグルトに期待できる効果
  • 免疫細胞の活性化
  • 腸の活性化
  • 美肌効果
  • 血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる

そして、カスピ海ヨーグルトのこれらの効果を発揮してくれる『粘り気』を作り出してるのが、クレモリス菌っていう乳酸菌なんです。

この菌が常温でも発酵することができるので、一般的なヨーグルトと違って常温でもヨーグルトを作ることができちゃうんですね。

つまり、『カスピ海ヨーグルト=クレモリス菌によって発酵されたヨーグルト』っていうことなんですね。

ヨーグルトは毎日食べることが大切

いくら健康によくって栄養価が高いからといって、今日たくさん食べたから、

  • いきなり元気になったり
  • 免疫力がついて風邪をひきにくくなったり
というものじゃありません。

栄養素は体に吸収されれば、その分、元気にもなるでしょうけど、腸内環境だったり免疫力はそんなに簡単に改善されたり強くなるようなものじゃないですからね。

なので、一般的なヨーグルトに含まれる乳酸菌にしろ、クレモリス菌にしろ、適量を毎日続けて食べることが大切なんです。

そうすることで、腸内環境も改善されていって、免疫力も強化されていく効果も期待できるようになっていくものなんですね。

ヨーグルトはどれくらいの量を食べるといいの?

ヨーグルトは毎日続けることが大事っていうことはわかったけど、では毎日たくさんの量を食べれば、それだけ効果も期待できるんじゃ?って思っちゃいますよね?

でも、ちょっと待ってください。

実はヨーグルトを一度に大量に食べると、下痢をしてしまうことがあるんです。

それに、一度に大量に食べても体に吸収されたり腸にとどまることができるのは『一定量の乳酸菌』だけです。

とりすぎた分は体外に排出されてしまいます。

それに、ヨーグルトに含まれる糖分や脂質を取りすぎちゃうと、高血糖になったりもしてしまいます。

なので、大切なのは『適量を毎日食べること』です。

なんでも『過ぎたるはおよばざるが如し』(度が過ぎることは足りないのと同じくらい良くないことですよっていう意味)っていうことですね。

ヨーグルトを食べる量の目安は『100グラム程度』です。

この量は、市販の食べきりサイズの量と同じくらいの量ですね。

ちょっともの足りないかもしれないけど、このくらいの量を毎日食べ続けることが大切なんですよね。

でも、やっぱりちょっと物足りないし、下痢も全然大丈夫だったっていう人は、それでも1日300グラム程度を目安にするようにしましょうね。

スポンサードリンク

ヨーグルトメーカーを買ってみて気になったカスピ海ヨーグルトについてのまとめ

いろんな気になるヨーグルトを大量生産して、家族みんなで経済的に健康になっちゃおうと思って買ったヨーグルトメーカー。

そこに書かれてた『カスピ海ヨーグルト』っていうのが気になって、いろいろ調べてみたことをご紹介してきました。

世の中にはいろんな効果をうたった乳酸菌のヨーグルトが出回っていて、味や風味もさまざまですもんね。

ヨーグルトメーカーなら、気になるヨーグルトを増やすこともできちゃうし、発酵時間を調整したり、いろんな牛乳を使ってみて『自分好みのヨーグルト』を作ることもできちゃいますもんね。

うちの場合、やっぱり『あのヨーグルト』をたくさん増やして、みんなで健康になりたいと思います。