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関東、このところクーラーいらずの涼しい毎日が続いておりましたが、今日は久々に暑い。
まだ秋は遠いかあ…
さて、えちご旅の続きです。
待ちに待った花火大会本番です。
長岡の花火大会は、信濃川の大手大橋、長生橋付近で打ち上げられます。
スターマインや仕掛け花火など、大規模で連続性のあるものはほとんどが、２つの橋に挟まれたエリアや北の大手大橋の北側（下流側）で、尺玉は南の長生橋の南側（上流側）で上がります。
有料席は、この大手大橋と長生橋に挟まれたエリアに設置されています。
フェニックス席は例外で、復興祈願花火「フェニックス」が主に上がる大手大橋北側に設置されます。
日本三大花火にもあげられる長岡まつり大花火大会ですが、打上げ数は実は２日で２万発なので、１日当たり１万発（ということですよね？）で、特別多い方ではないです。
４万発を打ち上げる諏訪湖の花火とか、２万発を打ち上げる足利の花火と比べると、ぐっと打ち上げ数が少ないんだけど、印象としては全然そんなふうに感じない。
花火自体の演出のせいなんでしょうか。
また、とてもメッセージ性が強いと感じます。
「フェニックス」の印象が強いというのはあると思うんだけど。
そのほかにも、「故郷はひとつ」や「天地人花火」「米俵百俵花火」など、新潟で打ち上げることに強い意図のある花火が多いように感じます。
とてもドラマチックです。
夕日が完全に落ちて、だいぶ薄暗くなってきた19：20、定時刻に打ち上げ開始。
最初にいきなり、大手大橋のナイアガラと超特大スターマインの共演から始まり。
右端下の光の筋が、実は大手大橋のナイアガラ。
大きいサイズの写真だとわりとわかるんですが…
そして、次々に凝った花火が上がる・上がる。
中盤のクライマックスは
平原綾香さんの「ジュピター」に合わせて打ち上げられる、復興祈願花火「フェニックス」。
わかってても泣ける。
大手大橋を挟んで、約２キロだったかの幅で打ち上げられる。
あまりのスケールに言葉も出ません。
さらにプログラムが進んで。
中盤２つめの目玉、長生橋のナイアガラと正三尺玉。
ぶれぶれ。おそらく三脚ごと動かしたためと思われ。
なが～い2本の橋の両方に長大なナイアガラを仕掛ける。
立地の特権を最大に活かしていて、すごい。
実は私、ナイアガラってあんまり好きじゃなくて(^◇^;)
あれって、案外前列の人しか綺麗に見えないでしょ？
でも、この橋から流れるナイアガラは本当に圧巻。
「よし、２つの橋にナイアガラを仕掛けましょう！」と発案した人、本当にすごい。
これが終わると、帰り始める人が増えてきます。
この日は、終わりの方にトラブルがあり。
「ピカイチ」さんというスポンサーの花火が、なんのトラブルか上がらなかった(^◇^;)
しーーーーーーーん…
あ… えええええええ？？？？ みたいな。
結局ほかのスポンサーさんの花火を先に上げて、後で仕切り直して無事上がりましたけど。
観客から暖かい拍手が上がりました。
多少のトラブルもありつつ、終演。
今回は、写真を撮るのに必死で、あまり花火そのものは集中してみられなかったですが。
それでもやっぱり、見ごたえある花火大会でした。
私らは最後まで見てたんですが、気づいたら周りの人たちがごっそりいなくなってた。
隣の一人で来ていた男の人も、その向こうの家族連れも、反対側の隣のカップルも、みんないなくなってた。
みんな早っ！！(￣□￣；)
定時より、ちょっと遅れて終わりまして。
最終的には21：25頃になってたかな？
最後まで見て帰ると、当然帰路が混むのですが。
２回目の今回は、混雑回避もばっちり
最初に堤防を降りるところまでは混雑しましたが、その先はひたすら、メインストリートの大手通りを避けて横道を通り。
地図と、グーグルマップを頼りに駅に向かいました。
最後まで大手通りには入らず、大手通りより南側の道から線路を越えて、長岡駅の東口側（ホテルメッツ長岡のある方）に回ります。
遠回りですが、まったく混雑していないので、大手通りを歩くより早く着くのではと思います。
駅の入り口も、新幹線の切符を持っている人用とそうでない人（在来線利用者）用に分かれ、新幹線に乗る人はスムーズに階段を上がり、通路を通ってホームまで行けます。
そして、改札でも、駅員さんより「改札機に切符通さずお通り下さい」との指示があり、改札機をスルー。
さすが、毎年何万人もの人をさばいているだけのことはあります。
新幹線ホームも人でごった返していましたが、新幹線が到着すると、さすがの収容力。ほぼ全員座れていたのでは。
在来線の込み具合は体感していないのでわかりませんが、遠征する場合は、やっぱり新幹線で移動できる燕三条付近か新潟駅付近に宿をとるのが楽だと思います。
そして23時頃には無事に宿に到着しました。
*つづく*
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