只今、紅葉の真っ最中ですね。
あちらこちらで、これ以上のバランスはないだろうという見事な枝の張り具合、紅葉のグラデーションを観て感心する今日この頃。
実に癒されます。。
さて。
癒されるということ。
真っ赤なカエデを観て、癒される。
黄色、赤、緑、落葉した枝、樹木全体のコントラストを観て、癒される。
鳥のさえずりを聴いて、癒される。
暖かい陽だまりに居て、癒される。
水のせせらぎを聴いて、癒される。
焚き火を観て、パチパチという音を聴いて、癒される。
森林の空気を吸って、癒される。
子供たちの笑い声を聴いて、笑顔を観て、癒される。
好きな人の笑顔を観て、一緒にときを過ごして、癒される。
人は何故、癒されるのでしょう。
癒し。
そこには、やはり「五感」という言葉は外せないだろうと思っています。
五感(触覚、聴覚、視覚、嗅覚、味覚)という感覚自体を満足させる。
それぞれの感覚を「満たす」ということが、鍵なのではないのか。
では、その五感はどうやったら満たされるのか。
それは、それぞれの感覚が、「美しい」と判断したとき、満たされるのではないだろうか。
それでは、人は何をもって「美しい」と判断するのか。
文献で、
美しいとは、知覚・感覚・情感を刺激して内的快感をひきおこすもの
とありました。
まさしく、理屈ではなく、これは快感の一部。
人間の行動原理、価値観の根本を規定する脳の状態が「快感」の状態にあるのだと思います。
目標を立てたり、達成したり・・・美しいものを観たり、聴いたり、楽しい時を過ごす事によって、人は快感を得ることができる生き物だということ。
美しいものを「美しい」と想うことができるということ。
人間が進化をしてこられたのも、ここに秘密があるのかもしれませんね^^