「武るるん♪　日本全国の武将と城の旅。ときどき観光とグルメ」
お城めぐりの旅、福島正則居館跡の紹介です。
 

福島正則居館跡には現在、高井寺が築かれています。

境内に駐車出来ます。

広島を改易され川中島へ
福島正則（ふくしままさのり）は、関ケ原の戦いの後、広島城を居としました。

元和5年（1619年）、台風による被害のために崩れた石垣等を修復した所、武家諸法度違反に問われ、それがもとで、広島から信濃川中島へと転封となってしまいました（ 飛び地として越後魚沼も与えられたため石高は計4万5,000石）。
これは徳川家康が死んだ後、二代将軍徳川秀忠の代になってのことでした。
家康が生きていたら違った処分だったような気がしますね。

高井野の地に居館を築く
正則は移封後、隠居し、高井野の地に居館を築きました。
居館は東西約104メートル、南北約72メートル、土塁を築き、空堀が巡っていました。
正則は寛永元年（1624年）に死去。
正則が居館に住んだのはわずか5年のことでした。

正則の死後、福島家は改易となり、領地や館は没収さてしまい、 それから150年後の天明5年（1785年）、館跡に高井寺（こうせいじ）が建立されました。

 

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