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一度分裂し、消滅しかけた東方神起。
分裂したときに一度無くなり、新生東方神起により命を吹き返したBigeast。
私達の絆は、どんなアーティストにも負けないと思っています。
それは、辛い時も幸せな時も、弱い姿も強い姿も、お互いに見せ合い、寄り添い、共に歩んでいるからです。
だから私は、シャヲルちゃんにも、SHINeeちゃんとの絆をもっと強くして欲しいと思います。
ライブでは4人の姿。
ジョンヒョンのパートはメンバーの誰かが歌い、その度に身を切り裂かれる思いを味わうかも知れません。
でも、この辛さを乗り越えた時、あの時SHINeeを応援して良かった!と、思える日がきっと来ます。
ライブツアー中、少しでも笑顔の4人を見られたなら、それは間違いなく、あなたが支えているからなのです。
今は慰めの言葉や前向きな言葉が胸に届かなくても、SHINeeの姿を見れば、私同様、それは実感として伝わるはずです。
だから、ライブに行くか行かないか…
迷っている人がいたら、是非勇気を出して行ってください。
それは一生の宝物になり
SHINeeちゃんを守る光となり
永遠に輝く、誰にも負けない、絆になると思います。
そしてそんなSHINeeちゃん、シャヲルちゃんを、私はずっと見守って行きます。
SHINeeが東方神起の弟であるように、シャヲルはBigeastの妹であり、弟です。
辛い時、悲しい時、寂しい時、声をあげて下さい。
力にならせて下さい。
最後に、私はジョンヒョンの選択を責めてはおりません。誰かを責めるつもりもありません。
私達がアーティストの支えになれていないのでは?と思ったのも一瞬であり、シャヲルもBigeastも同じく、SHINeeと東方神起の支えになれていると思っております。
今はただ、ジョンヒョンが安らかに、温かい場所で笑っていてくれたらと祈っています。
長々とお読みいただきありがとうございした。
あんにょん!ともです。
まず、今回のブログは先月起きた悲しい出来事について書き連ねております。
お読みになる際は自己責任でお願い致します。
初めに、私はシャヲルではなく、東方神起のファンクラブであるBigeastです。
そして、今からお話することは、ジョンヒョンが旅立ってしまってからすぐの、東方神起のライブへ行くのを迷っていた私が、ライブにいって本当に良かった、と思うまでの葛藤を綴ったものです。
シャヲルではない私からは想像も出来ない喪失感の中、同じ目線で語るのは無理だとは思います。
語る気もありません。
でも、アーティストとファンという関係は、垣根がなく、同じだと思うので、少しでも力になれたら…と、このように文章にしてみました。
少しでもライブに行くことに迷いがあるなら行ってほしい、と思う私の想いです。
しかし、シャヲルちゃんには辛く、あの日に戻り、目を覆うような表現もあるかと思いますので、覚悟を決めてお読み下さい。
あの日、ジョンヒョンが私達の元から旅立ってしまった翌日。
東方神起はスッキリという朝番組で生放送をしなくてはいけない状態でした。
正直、中止して欲しい。
今すぐ韓国に帰らせてあげて欲しい。
そう思っていましたし、12/20、21のライブも中止でいい、そう思っていました。
生放送は本当に見ることすら躊躇いました。
大事な弟であるジョンヒョンを失い、異国の地でその知らせを聞いた二人。
そんな二人の顔を見るのが怖い。
でも、生放送中止のお知らせはありませんでした。
じゃあ私が今することは?
深く傷ついているのはずなのに、出演を決めた東方神起を見届け応援することでは?
そう思い、見届けました。
表情筋だけで、真顔を作ることが精一杯。
最大限の配慮はあったものの、ジョンヒョンのことを聞かれ、涙が出るのを我慢し、瞼が赤く染まる二人。
何とか踊り切るも、カメラ目線は出来ず、すぐに視線を外してしまう状態。
終了後は、MCの極楽とんぼの加藤さんが、こんな時にごめんねって二人を気遣って下さり、その優しさに少し救われました。
そんな二人を見た後、ライブに行きたくない。
そう思いました。
あんなに辛い顔をした二人を見なくちゃいけないの?
どうして事務所はライブを中止にしてくれないの?
自分勝手な思いでいっぱいになりました。
そして、ジョンヒョンの最後のメッセージをその時に読みました。
とても怖かった。
あんなにメンバーに愛され、ファンに愛され、音楽に愛されているジョンヒョン。
なのに、それらは彼の選択肢への抑止力にはなり得なかったのか?と怖くなりました。
アーティストは、私達が辛い時支えになってくれる。
けれど、アーティストが辛い時ファンは支えになれない。
そう思ってしまったんです。
だから、ライブに行きたくなかった。
ファンのために無理をするなら、ライブを中止して欲しい。
見届けようと思ったのに、また心が揺れました。
いつかこの無理するということが積み重なって重荷になり、二人がジョンヒョンのように思い悩んでしまったら?
私達は支えになれないのに…
ライブ当日、いつまでも出掛けようとしない私に母が言いました。
「東方神起のためにも行こうよ」
その言葉に、はっとしました。
二人が頑張ろうとしている思いを、私は踏みにじる所でした。
生放送に出演した二人を見届けることを決めたように、ライブも見届けなければ。
そう思い、何とか東京行きの新幹線に乗り込みました。
意を決して会場に入ると、開演10分前、こんなメッセージが流れ、会場が温かい拍手と涙で包まれました。
本日ライブにお越しの皆様へ
ジョンヒョンは僕達東方神起にとって
弟のような存在であり、
才能に満ちたシンガーソングライターであり、
ステージの上では誰よりも輝くアーティストでした
そんなジョンヒョンが僕達の元から旅立ってしまいました
とても胸が痛みますが、僕達は永遠に忘れません
どうか皆さんも彼と彼の音楽を忘れないでください
ジョンヒョンを想いながら今日のステージを頑張っていきますので、応援よろしくお願いします
東方神起
そして開演5分前ー。
東方神起はいつも、ダンサーさん、バンドさんと
円陣を組んで
「東方東方東方神起ファイトー!」
と気合い入れをします。
その声が会場に聞こえてきました。
会場には5万人以上の人間の話す声、大音量のBGMが流れていたのにも関わらず、聞こえてきたのです。
東方神起のライブ参戦してもう10年以上になりますが、こんなことは初めてでした。
ジョンヒョンを想いながら頑張る、という東方神起を支えたい東方チームの気持ちが伝わり、開演前のメッセージのこともあり、涙が止まりませんでした。
そんな中、いよいよ開演ー。
憔悴しきっている二人の顔がモニターに映し出され、心が痛みました。
東方神起のバラード曲が全てジョンヒョンへの曲に聞こえてしまい、心が重く、寂しく…なんとも言えない気持ちになりました。
最初のMCでは
「まずは皆さんが心配していることから話そうと思います」
と、率直に自分達のことを話してくれました。
みんなが自分達のことを心配してくれていることを分かっている。
みんなは自分達にとって大きな支えである。
この2年半を待ってくれたみんなに感謝を伝えたい。
その言葉に少しだけホッとしました。
私達は二人の支えになれていると言ってくれたことに安堵しました。
そしてそれはすぐに実感となっていきました。
最初は顔色が悪く笑顔が無かった二人に、少しずつ、元気が戻ってきていたのです。
私達は東方神起の支えになってあげられている。
私達が東方神起の辛い時に支えになってあげなきゃ!
二人にもっと笑顔を取り戻させてあげなきゃ!!
そう強く実感しました。
そして終演後の挨拶。
ユノはジョンヒョンを送る際、このライブをやり遂げてくる、と約束をしたと話してくれました。
ユノの約束ー。
東方神起のファンはそれがどんなに重く、嘘がないか、知っています。
そしてチャンミンもー。
チャンミンはライブ中私情を一切挟みません。
自分達の事情はお客様には関係ないと思っているからです。
TONEのライブツアー中も、お身内が亡くなったという悲しい出来事がありましたが、彼は何も言いませんでした。
でも、今回のライブは違いました。
世の中には、見えない所で傷を抱えている人がいます。
寒い季節だから、大事な人と抱き合い、話し合い、慰め合う温かい時間を過ごしてください、と。
そして最後にひと言だけ
「どうか彼のことを忘れないで下さい」
顔を歪めて、溢れる涙を堪えて話してくれました。
そんな二人の弱々しい姿を見たのは初めてでした。
しかし不思議と、こんなに自分達の弱ささえさらけ出してくれるアーティストはいないし、私達Bigeastは、本当に東方神起に信頼されている、頼って貰えてる、甘えてくれている、と深い絆を実感した時間でもありました。
2へ続く