ディズニーのアニメ映画を、ハリーポッターのハーマイオニー、エマ・ワトソンをヒロインに実写リメイク映画化した『美女と野獣』

アニメ映画では初のアカデミー賞ノミネート作品だったディズニーアニメの代表作のひとつで、ベル役にエマ・ワトソンの起用とディズニーもまず外すわけにいかない作品だけにプロモーションにも気合い入ってた感じがします。劇中に出てくる花びらが散りきる前に真実の愛を見つけないと魔法が解けない一輪のバラのオブジェが映画館に飾ってありましたし。まぁ美女と野獣を知らない私には映画観るまであのバラに何の意味があるのかわかんなかったのですが・・・
ヒロインのエマ・ワトソンについては賛否あるようですが、個人的にはベル役には合ってたんじゃないかなと思います
ハリポタ・ハーマイオニーの印象の強い女優さんですが違和感は無く、ミュージカルシーンもそつなくこなしてたかと。歌でストーリー進める必要性がいまいちピンと来ない、ミュージカル映画がどうも苦手な私ですが、知らない私でも今更ながら美女と野獣ってこんなお話だったんだとわかり、レビュー評価の高さも納得できるほど、美女と野獣の世界観を実写でうまいこと表現されてるんだろうなと思わせる作品でした★★★★75点
難を付けるなら、ヒロインと野獣が打ち解けるきっかけが野獣王子の蔵書の数々を自由に読ませてもらえるようになってからで、なんか、蔵書目当てで仲良くなってるような感じに見えました。それもあってかベルが野獣を愛するまでに至ってるのが違和感と言えば違和感。
アニメでは野獣王子は字が読めない設定でベルが読み方を教えるなかで愛が芽生えるみたいなところもあったようですが、今作では野獣王子は教養があって、本の虫のベルと息があってみたいな感じにしてあるようですが・・・アニメ主題歌でもあったらしい『Beauty&the Beast』が耳に残ります