NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の郷を巡る旅のその3は、今回の旅のハイライト「龍潭寺」。
平安時代から井伊家の菩提寺として続く龍潭寺、住職の南渓和尚を小林薫、僧傑山を市原隼人、僧梵昊天を小松和重と、人気俳優が役を務め、今回のドラマで重要な役割を持っています。
その龍潭寺、気賀駅から3kmちょっと、寄り道しなければ歩いて40分ほどで着きます。今は暑いですが、これから秋になれば歩いても気持ち良いでしょう。
まずは龍潭寺山門に到着です。
龍潭寺は、井伊家の本拠井伊谷城の砦の役割も持っていたようで、なるほど砦の雰囲気を持っています。
石垣の階段を登っていくと本堂に着きます。このへんも砦の雰囲気たっぷりです
右が本堂、左が開山堂です。
それでは本堂に上がります。
本堂ではまず釈迦如来坐像を拝観します。
一番右が元祖井伊共保公、中央が二十二代井伊直盛公、左が二十四代井伊直政公、井伊家を代表する方々の座像です。
直虎公の坐像、と直虎公・虎松公の像もありました。
本堂裏には素晴らしいお庭があります。
小堀遠州作の国指定名勝です。遠州のこの地にこんな素晴らしい庭園があるとは、驚きです。
本堂を出ると立派な2層の楼閣があります。開山堂です。
ここは龍潭寺歴代住職のお位牌を祀るお堂だそうです。
開山堂からさらに奥に進むと井伊家墓所があります。お庭を見下ろす境内で一番高いところに位置しています。
正面右が初代共保公、左が直虎の父・直盛公のお墓。
左列には奥より祐椿尼(直虎母)、直虎、元許婚直親、直親妻、直政のお墓です。
ここで龍潭寺はおしまい。北側にある井伊谷宮に向かいます。
その4に続く