今日も霧雨に覆われるブリュッセル。今週末は天気が良くなるから出掛けよう!というYvesですが、風邪の症状は鼻グジュグジュで怒鳴るような爆音のくしゃみも連発…。昨晩はアルゼンチンタンゴも休んでしまいました。それでも、今日は日本語コースに出掛けて行きましたけど…。

さて、昨日行ったピカソ彫刻展「Picasso. Sculptures」の続報を。彫刻展の名前が付いていたので、彫刻ばかりなのかと思って行きましたが、意外にも彫刻と同じモチーフの絵画が所々シンクロする展示がされていて、対比しながら鑑賞できて面白いです。

例えば、「Painter with Palette at his Easel」1928 に対して
 
 
同じテーマの彫刻がガラスケースに入った小さなものから、僕らの身長より高いのものが展示室のセンターに鎮座する作品まであり。

  

「Metamorphose」1928, 『メタモルフォーゼ(変容)』と題されたこちらの3点。
 


何がどう変容したのか?手前のブロンズのものは、ぱっと見て4本指に見える左下部分が人間の足のように感じたりはするんですが、上部が頭の部分がアヒルの口と頭、中央部が魚に見えてきて。



同じものでも、赤土のような色が付いた石膏になると、上部の頭から胴体部がペンギン、中央から下が犬みたいに見えてきて(しっぽもあるし)、ちょうどその両者が合体しているような。

 
また、奥の反対側を向いたブロンズだと、口を開けた人の顔に見えてきたりして。
 

連れだったブログ友達 jasmineさん には、これらがハイヒールに見えるそうで、やっぱり女目線だなぁ〜、違うもんだなぁ〜、などと思ったりして。皆さんには何に見えますか?
 
お次の展示室に入って出てきたこちら。女の人が馬に乗っているのかな?と思ってタイトルを確認すると、「Woman in the Garden」1929−30。当たらずも遠からず。確かに、尻尾よりは花か植物に見えるから納得。
 

その奥にあったこちらは、左「Head of a Man」1930, 右「Head of a Woman」1929−30。タイトルを見たら、なんとなく皆さんにもそんな風に見えるんじゃないかと思うんですが、男の顔からラッパやスピーカーのように突き出しているのは口なのかな?となると、男は、ホラ吹き、大袈裟なことを言う、大口を叩く、っていうような本質を表現しているのか?



まだまだ続きがあるんですが、また明日。

Yvesがそろそろ日本語コースから帰ってくる頃ですが、中間テストの結果どうかなぁ?

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