今朝は13日の金曜日ですが、気持ち良く晴れ渡った空で夜が開けました。昨日の12日(木)は一日中曇りでグレーだったのですが、朝には同性婚申請、午後にはベルギー青い鳥というベルギー情報サイトのレインボー🏳️‍🌈特集に関連して、同性婚やLGBTプライドに絡んだ話を収録してきました。

 

まず朝の同性婚申請、8:30の区役所の窓口オープン前に到着して一番乗り。Mariages et cohabitations légales という別棟の事務所です。

 

 

同性パートナーシップ(シビル・ユニオン)手続きの時や、同性婚に必要な書類の照会の為に続いて3回目の訪問。今まで2回同じ男性担当者だったのですが、今回は別の女性のデスクへ。

 

僕が準備してきた書類を提出し、一つひとつ確認。IDとパスポートを渡してコピーを取られた後で、フランス語に法定翻訳された出生証明書(acte de naissance)と独身証明書(certificat de elibat)を丹念にチェックする担当者。書類には不備はなさそうです。事前に気づいたとおり、国籍証明書(certificat de nationalite)の認証(légalisation)が必要ということで、一度今度はベルギーの外務省の出先機関に出向かなくてはいけません。僕側の書類はそれが揃ったら改めて提出です。Yvesのほうは出生証明書だけでOKで、僕の書類の提出と同時に、ここの窓口から彼の生まれたコミューン(区)である Ixelles イクセル に照会を入れるとのことで、数日でフィードバックがあるというのが、前回の男性担当者の説明でしたが、今回聞いた話では2-3週間を要する、とのこと。色々なものがIDカードのナショナルナンバー(マイナンバーのようなもの)で管理されているこの国で、このアナログな手法は何なんでしょ?

 

それでも、一応昨日で仮申請というかたちでは手続きされたようで、ファイルも作成されました。

 

 

そして、結婚式の日取りもここで決められるとなって、担当者が別の職員のデスクから持ってきたのが、アジェンダブック、日本で言うところのテスクダイアリー(デスク用のスケジュール管理手帳)。6月に母が2回目で恐らく最後のベルギー渡航と希望した6月後半を考慮に入れて、第一希望を6月30日としたのですが、その1週間後にオメガングという時代祭りイベントの為に会場の設営が始まると赤で記されていて、それだと、広場の景色がうまく写真に撮れないかも…と言うことで、1週間前倒しで、6月23日(土)の13:00 とひとまず決めました。

 

 

午後からは一週間前にゲスト出演オファーのあった 青い鳥ポッドキャスト のレインボー🌈特集に因んだトーク収録。予め編集長から話の骨子をメールのやり取りで済ませていましたので、こちらもそれに合わせて調べものをしたりして多少の準備はしていました。

で、仕事から帰って来て軽く遅い昼食を食べて、15時に自宅に車でお迎え。てっきりセンターにある彼のオフィスへ行くのかな?と思ってたら、収録スタジオは空港方面のコワーキングスペース(シェアオフィス)とのことで途中から16年近く住んでいるのに全然見たことのない景色を車窓から眺めながら向かいました。

 

まずは、共有スペースのソファーで編集長とアシスタントのゆみちゃんと打ち合わせ。なかなかオシャレな空間です。打ち合わせは20分ほどで終わり(それだけ?)、スタジオへ。

 

 

ラジオ局のようなスタジオ。ここでディレクター的存在の方も合流して収録開始です。そんなにガチガチではなかったけど、うまく話せないものですね...。NG&やり直しはなかったけど、上手くカットしたりの編集を経て仕上げるとのことでした。

 

 

まず何が恥ずかしいかって、自分の声を聴くことですよ。普段自分で聞いている声と違うのは、留守電の応答メッセージを録音するときに多くの人が経験してご存知のことと思いますが。僕は自分の頭蓋骨に響いて自分自身で聞いている声は結構好きなんです。が、録音された声は舌噛んで信者痛くなるほど嫌い。マイクテストでちょっと聞きましたが、もういいです!と叫びたくなるほど。数日後に編集した音源が送られてくるので、覚悟します。

 

同性婚やブリュッセルでのプライドパレードの話題とともに、僕がゲイだと自認するに至った経緯やカミングアウトについても語っています。放送日(ポッドキャストUP日)はまだ未定ですが、決まったらまたお知らせしますので、ご興味ある方は聴いて見てください。

 

青い鳥ポッドキャスト

http://www.aoitori.be/podcast.html

 

読者登録してね