今年は広尾サラブレッド倶楽部が、来週から新規募集を開始する。
(パンフレットの表紙、クレッシェンドラヴ号)
【同クラブの特徴】
・1/2000口の小口販売。募集数は、1世代で10頭弱。
・募集馬につき、プラスビタールスピード遺伝子検査を実施している。
・特典ポイント(ディスカウント)が豊富
・血統診断、各馬のレポート、写真、動画が充実 (出資馬の調教動画もあり)。
・馬名投票他、イベントも豊富。競馬コンシェルジュの棟広さんがアドバイザー、などである。
今年はカタログパンフレットができて、自宅に到着したので、何頭かピックアップしてみた。
ミスペンバリー17 (♂、父ロードカナロア、50M、1口25,000円、矢作)
カナロア♂。兄エタンダール、姉ディメンシオンの良血馬。ハナズレジェンドの矢作厩舎預託。
遺伝子検査ではC・T型(中距離)。後脚の運びにロスは少しありそうだが、血統的に走ってきそう。
ウインアルエット17 (♀、父エピファネイア、25.2M、1口12,600円、池江泰)
既に480kg台。厩舎はトップクラス。遺伝子検査C・T型。いとこにファドーグ。
訓練による馬体面の成長を期待したい。
レフィナーダ17 (♂、父カジノドライヴ、18M、1口9,000円、尾関)
母レフィナーダは、フサイチパンドラと7/8の同血。東京D1,400mが得意なカジノドライヴ産駒。
この厩舎とのコンビは良さそう。C・T型。
ステラリード17 (♀、父ルーラーシップ、16.8M、1口8,400円、高柳瑞樹)
母は函館2歳Sの勝ち馬。生産者コメントでは、「今までの中で1番いい」とのこと。
胴のびがあり、T・T型(中・長距離型)。育成で、どう競争馬らしく変わってくるか注目。
この他にもクレッシェンドラヴの妹や、スピルバーグの産駒などが募集馬に入っている。
募集は6/26(火)20時から、インターネットで開始。
これまでの傾向から、一気に満口になることは、おそらくない。7月末までにポチをすると、
出資額の18%のポイント。募集馬の兄姉を持っていると5%のポイント。
他の馬等で4口以上持っている方が、5口買う(つまり1/400口にする)と、更に5%のポイント。
など、実際の一口額に対して、大きくディスカウントが効くようになっている。上手く活用したい。
社台グループ系などに比べて、バンバンと馬が勝つことはないが、負担感の少ない金額で
愛馬を応援していきたい方には、コンテンツも充実していて楽しめる倶楽部だと思っている。
(写真は、ディメンシオン。アドバンスマルス)