『プジョー』のコーヒーミルが、実は凄い件 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

10月20日(木)
天気:晴れ


二日前のブログでも
書きましたが、

友人夫婦の家に遊びに行った時、
旦那様が使っていた
コーヒーメーカーを見て、
「ほしい!」となって即購入。


さらに、
旦那様は豆を挽くところから
やっており、

その所作を見て、
「自分も豆を挽いて
コーヒーを淹れたい!」
となって、

旦那様が使っていた
コーヒーミル(豆を挽くやつです)を
買いたくなって探したわけです。
※何て影響されやすいことか。。。

しかし、
パリをいろいろ回ったのですが、
結局買えず。。
※旦那様が使っていたのは日本製で、
ステンレス製の携帯型ミル

最終的に、
近所のコーヒー屋で売っている
コーヒーミルの中から選ぶことに。


電動か手動か、
手軽なものか、しっかりしたものか。

いろいろ迷っていて
商品を見ていたら、
『プジョー』というメーカー名の
ミルを発見。


「車のプジョーと同じメーカー名だな」
と思い、店の人に聞くと、
その『プジョー』のミルとのこと。

「あー、ということは、
『プジョー』がブランド名を利用して、
便乗商売で作った商品だな」

と、思ったわけです。


しかし!
ところがどっこい!

実は
何と何と!
実際はその逆!

コーヒーミルがで、
車が後だったのです!!


あのフランス車の代名詞で、
世界最古の量産自動車メーカー
『プジョー』は、
もともと粉挽業からスタートし、
1840年にコーヒーミルを発売。

その後、1874年にペッパーミル
(コショウをゴリゴリするやつです)も
展開し、
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のちらがプジョーのペッパーミルです

そこで培った歯車の技術を応用して
1890年に自動車を作り、
今に至るわけです。
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プジョーのペッパーミルの裏に、プジョーの歴史が書かれています。車の誕生日が最後です



『プジョー』のミルは高品質で、
世界中のシェフやレストランで
愛用されています。

確かに値が張るのですが、
しかしフランス製なので
日本で買うよりはだいぶお得。

頭が沸騰するほど悩んだ結果、
清水の舞台から
飛び降りる気持ちで購入!
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『プジョー』の「ノスタルジー」です

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『プジョー』のミルは、ライオンのエンブレムで知られます

ちなみに、
車のプジョーも、、
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車のプジョー。メーカーのロゴは、、
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やはり、同じくライオンのエンブレムですね!




『プジョー』の「ノスタルジー」、、
予定していたものより
だいぶ高いのを買ってしまったーー>_<

と、その流れで
豆入れと豆を購入。
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挽きたてのエスプレッソに適した豆を購入。豆入れの缶は、パリで最もメジャーなコーヒー豆ショップ「コントワール・リシャール」のもの

早速、
先日買ったコーヒーメーカーで
淹れてみます。
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豆をガリガリ挽いて(この挽いてる感触が堪りません(^^))
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豆が挽けました! いー香りがします(^^)
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コーヒーメーカーに粉を詰めて
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上にカップを取り付け、しばし待つと
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上がってきました! エスプレッソ!! 濃厚な香りが立ちこめます!
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エスプレッソ、抽出完了!
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デミタスカップに注いで、出来上がり!

味は、
さすがに挽きたて!
さらにゴリゴリ豆を挽いた
手間の気持ちも入って、
美味しいです!!(^^)

正直、舌はそんなに敏感ではないので、
普通に淹れたものは
どんな豆であっても、
どんな淹れ方であっても
どれも「美味しい!」のですが、

豆を選んだり、
自分で挽いたり、
気を遣って淹れた一杯は、
美味しさがプラスされる
気がします。

便利な世の中だからこそ、
過程を楽しむのも
また一興なのかもしれません!!