部活で腹減りすぎの子どもB が「とんかつを食いたい」と、ぬかす。
そこで、とんかつ「とんき」に出掛けた。学生の時、来て以来だから、20数年ぶり。まだ、あるかな?と、うろ覚えの記憶と共にお店にたどり着いた。
そして、昔のままの白木のガラス戸をがらがらっと開けると、、、、、、。
人人人々が立っている。
立ち待ちの行列が出来る位、混んでいる。辞めようかと、一瞬思ったが、立ち込める良い油の匂と、きびきびと時計仕掛けに動く白衣の調理服の職人さんの立ち振る舞いを見るうちに、これは「食べざるを得ない」と思った。
子どもBも、この行列に怯むかと、思いきや、,、、。待つと言う。
そして、並んだ。
ずっと、並んだ。
しかし、一向に列が動かない。聞くと、テイクアウトの方が、いくらか早いと言う。
,,、、、、並んだ。
そもそも、私、骨転移癌患者だから長時間立っている事自体辛い。(≧ずっと座りっぱなしも、腰骨に転移してるから又、辛いけど)
本来ならギブアップのはずが
、、、並べた。
嫌なことを待つのに並ぶのは、耐えられないけど、目の前の美味しいものの為には、人は我慢できるのね🎵
それに、普段は話しが聞けない子どもBの話しを待ち次いでに、いっぱい聞けた。
人生に、楽しみを、見いだすのも自分。
並ぶ事の苦しみを、快楽に変えるのも自分。
テイクアウトのとんかつ君達。
見た目より、数百倍美味しいよー🎵昭和の味ダね