今日は豊洲市場移転問題について考えてみたいと思います。本当言いますとあまり関心がないので詳しくは知りませんが、少しだけ移転問題の解決方法について考えてみたいと思います。下に問題点をまとめてみました。 

移転問題

 まず、本来の問題は市場の所在をどこにするかという事です。これには3つの選択肢があります。築地に残すか、豊洲に移転するか、他の候補地を探すかです。まず、築地の選択肢を見るとここでは東京オリンピックの開催の為に、道路建設の為に必ず場所の移転が必要だと思います。ですので、築地で継続する事は厳しそうです。次に他の候補地を探すにも場所、時間的、流通の制約である程度は厳しいのが分かります。では、豊洲を考えてみますと土壌汚染の問題が完全に払拭出来るまでは安心して利用する事が出来ません。

 

 

この3つの選択肢の中で必ず移転しなければならない築地だけはオリンピックの選手村など全て検討し直さなければならない事と元々老朽化が進んでいましたので、可能性が最も低い事が分かります。また、豊洲よりも築地の方が汚染されている為に豊洲の方が良いという意見を聞きますが、その論理はおかしいと思います。もし、そうであればどちらも安全でないというだけです。

 

 

では、豊洲の土壌汚染は本当に安全なのでしょうか。もし、豊洲の地下水でなく、豊洲の場所から3メートル離れた場所に同じように汚染された場所があるとしたら、豊洲を完全に安全で安心だと思えるでしょうか。私だったら怖いと思います。まして地下であったらなおさら怖いです。現時点で全く問題がないように思えたとしても、今後何かの影響があるのではないかと思うのが普通の感覚だと思います。

 

 

ただ、もし完全にそこの水が豊洲市場に問題がないという事を証明出来ればある程度譲歩出来る(せざる得ない)と思います。それには、今後豊洲の汚染された地下水を浄化する為の施策が施されていき、現在の地下水が市場に影響が今後も一切ない事を専門家が証明する事が出来れば良いのではないでしょうか。または、一切影響がないような施策を、現在の状況と今後の改善状況を専門的な知識から専門家が証明をして、それを国民が判断出来る公の場で発表すれば良いのではないでしょうか。また、現時点だけでなく今後定期的に安全度の測定値を発表するようなルールが設定する必要もあるように思います。

 

 

次に他の候補地を探すという案ですが、時間的には相当に厳しいと思います。ただ、豊洲で今後の安全を確実に証明できない場合には他の候補地を早急に探すという案しか残っていないと思います。どちらにしろ、全ての可能性について時間の目標を持って仕事を進めなければ、このままでは何も問題の解決に至らないと思います。

 

 

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