＊この記事は、「判定後から流産診断までのこと / 判定後のはなし」の続編記事となります。

12月27日という年の瀬に流産診断を受けた私。
大きさも小さかったので、手術などの処置はせずに、自然に出て行くのを待つことに。
妊娠判定を受けていたところから、主人の実家への帰省などしないことは伝えてあったので、自宅で安静に過ごすことになりました。

今回は、自宅でどんなことが起こったかをその時スマホに残していたメモをもとに書いていこうと思います。
が、その前に周りの家族（私たちの場合は自分たちの両親）に流産という結果を伝えることについてちょこっとだけ。

年末年始という家族が集まるシーズンだったので、心拍確認前に私と主人の両親には「妊娠したということ」と、「まだ安心できない状況」ということを伝えていました。
安心できないので、周りには言わないほうが良いということも添えて。
状況的に、年末年始というシーズンでなければ、伝えていなかったと思います。

自分たちの両親がその周りの人たちに、どれだけの範囲で（本当に）伝えているのかは分からないのですが、「残念だったこと」が自分が直接伝えていない人に伝わっているというのは、嫌だなと思っています。
自分の心がやっと回復してきた時に、自分が直接伝えていない人に会う機会があって「残念だったね」なんて言われた日にはもう、本当に嫌です。
それに「残念な」結果を伝えなければならないというのは、本当に辛いものです。
聞くのも辛いのです。
そうした先のことも考えて「伝える」という行為ができたら良いなと思います。

さて、話がずれてしまいましたが、流産診断から起こったことについて、メモをもとに書いていきたいと思います。
ちょっと「えぐい」表現もあるので、苦手な方は気をつけてください。
メモとしては、記事の最後にスマホに打ち込んだものを、ほぼそのまま貼り付けています。


こんなことが起こっていました。
最初の出血（1/1）は、普通の生理以下の出血量で下腹部の痛み（ぐーっと押されていたい感じ）は時たま軽いものがあるくらいでした。
生理以下の出血は6日ほどダラダラ続く感じでした。

そこから（1/6以降）、大量の出血がある日が3日間ほどありました。
どれも下腹部の痛みが2〜3時間かけて強くなっていき、大量の出血とともにレバー状の塊が出てきました。
出血は、さらさらした鮮血（色も真っ赤）なので、ナプキンやお手洗いを見る時は覚悟が必要でした。
結構スプラッターな光景になります。
レバー状の塊は、化学流産の後にあったナメクジ事件*のものよりずっと大きかったです。
そして、塊が出た後に襲ってくる喪失感というか、哀しさはなんとも言葉にし難いものでした。

*>>ことさんの治療メモ⑧初めての採卵と移植、化学流産３より

2〜3時間の痛みと出血のあとは、強い痛みが出てくることはなく出血も落ち着きます。
3日間すべて、ずっと痛くて出血が続くわけではありませんでした。

個人的には痛みが出てきたら、なるべく早くロキソニンなどの鎮痛薬を飲んだほうがいいと思いました。
飲んでも痛いのですが、飲まないよりはマシです。

それから、本当に動けなくなるので予定とか仕事とかはできる限り入れないほうがいいです。
ご主人や家族と一緒に住んでいるなら、協力を頼むのが良いと思います。
一番ひどい出血や塊が出てくる瞬間は、気持ち的にとても哀しくなりますし、（言葉が適切かわかりませんが）トイレのレバーを流したり、ナプキンを処理するのも自分です。
ご飯を用意してもらったりなど、他の人でできることはすべて協力してもらったほうがいいと思います。

大量の出血が落ち着いた後は、おりものシートで対応できるような出血がしばらく続きますが、痛みはありませんでした。

＊これらはすべて、私に起こったことです。
個人差があると思いますので、ご承知いただければと思います。


私が用意をしたもの
・夜用のナプキン（大量）
私は、360を2つと、400を1つ買って使いきりました。
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ユニチャーム　ソフィ　はだおもい　極うすスリム　特に多い日の夜用　羽つき　360　(12コ入)　【医薬部外品】　くすりの福太郎
＊楽天商品ページへのリンクです。

ユニ・チャーム ソフィ はだおもい 特に多い日 夜用400 8枚（医薬部外品）

・普通の日用のナプキン（大量）
全期間で2つくらいは消費したと思います。
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・おりものシート
これも1パック丸ごとは使いきりました。
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ソフィ はだおもい ライナー 無香料 72コ入【楽天24】[ソフィ おりものシート(パンティライナー)]

・ロキソニン
・胃薬（ロキソニンを飲むと胃が痛くなるため）
＊楽天商品ページへのリンクです。

【第2類医薬品】★薬)エーザイ/新セルベール整胃〈錠〉 90錠

セルベールは、以前採卵後に下腹部が痛い→先生からロキソニンをもらう→ロキソニンのせいで胃痛の流れを経験した際に、薬局の薬剤師さんから教えて貰った市販の胃薬です。
>>採卵したあとのはなし / IVF(体外受精)・アンタゴニスト法チャレンジ
夜用のナプキンは大量に用意してよかったです。
私は普段の生理の時には量が少ないので、夜用のナプキンを使わないのですが、このために3パックほど買い、それらをすべて使いました。
大量の出血がない時にも、そこそこの出血が長い期間続くので、普通の日用のナプキンやおりものシートと使い分けました。

あと、夜用のナプキンは使用後にかさばるので、使用後のナプキン入れの近くに小さな紙袋とビニール袋を置いておくと溢れた時に便利かもしれません。
夜用のナプキンを連続して多量に使うので、あっという間にいっぱいになります。


この記事を通して
痛みがひどい時、救急車を呼ぼうかと頭によぎった瞬間もありました。
脅すわけではありませんが、それほどに痛いです。

それから痛みと同じくらい哀しくなります。
起こっていることが起こっていることなので、哀しくなるのは当たり前なのだと看護師さんも言ってくれました。

痛みと哀しみで本当に不安なとき、私は心の中で（時にはトイレの中で声に出しながら）「大丈夫。大丈夫。」と自分に言い聞かせていました。
なんとか乗り越えて、このブログを書いています。
ちょっと大げさな書き方かもしれませんが、そのくらい痛いし、哀しいし、大変でした。
でも、哀しいかな、必ず終わります。

流産はないことに越したことはありません。
けれでも、もしそんな事態が近くに来てしまった時、この記事が何かのお役に立てればと思います。


スマホに打ち込んだメモ
ここからは、実際に痛かった時の前後にスマホに打ち込んでいたメモです。
「てにをは」に違和感があったり、語尾がまとまっていませんが、そのまま載せています。

ちょっと「えぐい」表現もあるので、苦手な方は気をつけてください。
ナプキンの360とか400は上記のリンクに貼ってある、はだおもい 極うすスリム 特に多い日の夜用 羽つき 360とはだおもい 特に多い日 夜用400 のことです。


ホルモン補充をやめたからか、つわりはかなり和らいだものの、気持ち悪さが少し残る。
猛烈な眠気はホルモン補充を辞めたあとは一回きたくらいで無くなった。
食欲は相変わらずない。

1/1 0:05ごろ
お手洗いに行って、ペーパーに出血が付く。
400のナプキンを着けて寝るものの、出血量は少ない。
おりものシートでも対応出来そうなくらいの少なさ。

このあとは、時折下腹部が痛くなるものの、痛みはすぐに治りました。
出血は続きましたが黒ずんだ色のものが、少量だらだらと続くだけです。


1/3 夜
お手洗いで力んだからか、レバーのような内膜的なものが出てくる。
出血量は変わらず少ない。
・
このあと1/6の夜まで変化ありませんでした。
出血は断続的にあるものの、黒ずんだ色で、出血量は少なく、おりものシートでもこまめに替えれば対応可能なくらいでした。


1/6 21:30すぎ
気持ち悪さあり。
それまではおりものシートでもいけるくらいの出血だったけど、いきなり出血が多くなってくる。
ナプキンを360に変える。
腹痛(生理痛に近いけど、ちょっと違う。ぐーっと押されるような痛みも少しあり。)が気になりだし、だんだん強くなっていく。

22:00ごろ
市販のロキソプロフェンを飲む。
腹痛続く。
鎮痛剤が効いてくるのを待つ感じ。

22:30ごろ
鎮痛剤が効いて来たのか、腹痛は和らぐが、気持ち悪さは続く。

22:45ごろ
腹痛再来。
時折痛さが来る。

23:00ごろ
今まで(21:30前まで)は、黒ずんだ色の出血だったのが、鮮血になってる。
お手洗いにいくと、3-4cmくらいの塊がでた。
腹痛は時折続く。

0:00ごろ
腹痛治る。(鎮痛剤が効いてきた？)
腹痛が治ってきたので、ソファからベッドへ移動。
寝る前にナプキンを替える。(新しい360へ)
大きなナプキンだったから余裕だったけど、普通の日用くらいの大きさのナプキンだったら殆ど埋まってるくらいの量でした。
・
この日は生理痛のひどい日より少し痛いくらいの痛みが続いたので、ソファに寝転がりながら気水曜どうでしょうのDVDで気を紛らわせていました。

痛みの強さは鎮痛剤のおかげか、時折痛みの波がくるものの、DVDで気が紛れる程度でした。 ベッドに移動した0:00ごろには痛みはすっかり落ち着いた感じ。

痛みは21:30ごろからはじまったので、「痛みと出血が2-3時間」という先生の言葉通りな感じでした。


1/7 18:00ごろ
下腹部が痛くなってくる。
15:00すぎに胃薬をのんだら聞いたので、茶碗蒸しを食べてロキソプロフェンを胃薬と飲む。

18:30ごろ
痛みの波が続く。
出血も多くなってきた。

19:20ごろ
立ち上がった瞬間に、塊が出てきた感覚あり。
お手洗いに駆け込んだら、ナプキンに5cm弱くらいの塊が。
あまり見ないようにして、ナプキンを取り替え。
その後、21:30ごろまで、鮮血の出血と時折小さな塊が出てくるのが波のように続く。
痛みも波のようにきては引いていく感じ。
だんだんと疲れてきた。
・
そのあとは、出血は続くものの、大量ではなく、普通の日用のナプキンで対応。


1/8 22:15ごろ
押される痛みで、鎮痛剤(以前処方されたロキソニン)を胃薬とのむ。

23:00ごろ
痛みがやむ。
0:00ごろまでソファにいましたが、大きな変化がなかったので寝ました。
・
出血は続くものの、大量ではなく、普通の日用のナプキンで対応。
体調も良く、掃除したりしていました。
体調が悪くない日は久々でした。


1/9 17:30ごろ
下腹部の痛みが始まる。
昨日まで鎮痛剤を飲んでも痛かったので、薬を飲まずに横になって耐える。
というか、昨日までに塊と出血が結構あったように思っていたので、今日はそこまで痛くなると思っていませんでした。

18:00ごろ
痛みがピークへ向かいはじめる。
ベッドでかなり悶えてました。

18:30ごろ
あまりの痛みの強さと、痛みが長く続いたので鎮痛剤を胃薬と一緒に飲む。
タラタラと出血が感じられたので、時折お手洗いへ。
お手洗いにいても痛みが止まないので、ベッドに戻ったところで出血がまたタラタラとあり、お手洗いに戻ったところで塊がでました。(18:45ごろ)
この前後の出血はかなりあったので、夜用の360を着けていて良かったです。
この塊がでる直前までがかなり痛くて、救急車を呼んでしまおうかと悩んだほどでした。
塊がでたあとは、痛みで疲れてしまったので、ベッドで19:30前まで横になってました。

19:30過ぎに起きてからは食欲も普通にあって晩御飯を食べました。
出血は少しあるものの、ふつうの日用のナプキンで対応可能でした。

23:00ごろ
胃痛が始まったけど、18:30ごろにロキソニンと合わせて飲んだので、なにも飲まずに、湯たんぽでお腹を温め痛みを和らげて寝ることにしました。
＊これらはすべて、私に起こったことです。
個人差があると思いますので、ご承知いただければと思います。

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