3割以上速く今なら採掘できるMonero(XMR)マイニング

秋も深まり、気温がぐっと下がってきました。

夏はマイニングPCの発熱がうまく逃がせず、効率が下がってしまいやすい季節ですが、 冬になるにつれ気温が下がるので、マイニングがやりやすくなりますね。

季節とは別要因ですが、Moneroの採掘において、
最近採掘効率が上がってきているようです。

採掘難易度が9月のピークから、10月末で最大35%も下がってきているためです。

採掘の指標：難易度

BitcoinやMoneroをはじめとした仮想通貨・暗号通貨の採掘時には膨大な計算を行う必要があります。

『膨大な計算』といっても有限の計算量で、採掘開始時にどの程度の計算量が必要かがわかるようになっています。
それを指標として数値化したものが難易度＝difficultyです。

難易度という名前が表すとおり、高いほど採掘が難しく、採掘に長く時間がかかり、低いほど短時間で採掘が可能です。

その難易度がここ最近、かなり下がってきている状況が続いています。

採掘難易度が35%ダウン

Moneroの採掘難易度は様々なMonero関連のサイトで公表されています。

下のチャートはCoinWarsという仮想通貨の取引や採掘に関する情報をまとめているサイトからのチャートです。
横軸が時間、縦軸が採掘の難易度を指しています。

2016年の8月あたりまで、2ギガ〜3ギガ（1ギガ＝10億）の難易度での採掘が行われてきたMonero(XMR)ですが、
9月に難易度が急騰し、最高で約5ギガの難易度に達しました。

これは9月にMoneroの高騰があり、多くのマイナー（採掘者）がMoneroの採掘を開始したためだと考えられます。

難易度決定の一要素として、Moneroの採掘者が多くなると難易度が上がるというものがあります。
そのため、採掘者が多くなると難易度が上がり、簡単には採掘ができなくなると言われています。

ビットコインが代表例で、昔は一般的な環境でも採掘できる難易度でしたが、
現在は難易度が上がり簡単には採掘できなくなってきています。

そろそろ11月に入ろうとしている現在、高騰していた難易度は落ち着きを取り戻し、
現在3ギガ前半台での採掘が可能です。

特に難易度が低いときは3.18ギガと、ピークの頃から35%も
難易度が下がっているような状況になりました。

とるべき手段

Moneroの対日本円の価格が最近下がってきていますが、それに合わせて採掘難易度が下がってきています。
その結果、時間あたりのMonero採掘量が増加することで、日本円での採掘ペースへの影響はある程度相殺されることが考えられます。

むしろ、これからMoneroの価格が上がることを考えるなら、現時点で少しでも空いたPCなどで採掘を行っていくことが一つ戦略として考えられます。

自分のPCやクラウドマイニングなどを使って、より多くのコインを採掘しましょう。

PCでの採掘

Moneroの採掘にも対応する大手マイニングサービスMinerGateでは、PCだけでなくスマートフォンでの採掘も簡単にできるようになっていて便利です。

夜間や外出中など、PCを使っていない時間帯にPCを動かしてMoneroを採掘することにより、採掘に応じたMoneroを得ることができます。

クラウドマイニングでの採掘

自分のPCだけでなく、採掘専用機をつかったクラウドマイニングを活用することで、
より多くのMoneroを採掘することもできます。

最近Moneroを採掘できるようになったGenesis Miningは日本語にも対応しており、
非常に簡単にクラウドマイニングを始められるようになっています。（上記画像は2017/8に更新）

Genesis MiningではMoneroの採掘プランだけでなく、ビットコインやEthereum、Dashなどにも対応しているため、他の仮想通貨と合わせてマイニング契約を結ぶことも可能です。

Webのみで操作ができるのでPCに詳しくなくても使える手軽さです。
購入時に上記価格から3%の割引がされる割引コード『eYgLuC』もあるので試される方は良かったらお使いください。（支払い時に使用）

追記(2017/4/8)

Monero専用採掘で、Monero採掘のHashRateでの購入にGenesis Miningが対応しました。こちらのエントリーも併せてご確認ください。