お疲れ様です。


改めまして、こんばんは。


朝の回顧記事でも書いてましたように、早速宝塚記念出走各馬の考察に入っていきたいと思います。



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※全頭考察評価

A→中間の内容・気配など良い雰囲気で勝ち負け(単)になりそうな馬。不安点はほぼ無し。
B→好勝負(複勝圏有力)可能も不安点有り。
C→妙味を見込める穴候補であったり人気でも無難に上位に走ってきそうな馬。
D→標準レベル。展開などの助けは欲しい。
E→恵まれれば…。
F→余程の事がない限り私の中ではまず無いと見ている馬。

大体こんなイメージで評価しています。


高松宮記念
A→0頭、B→2頭、C→1頭、D→5頭、E→6頭、F→4頭

結果
1着B◯ファインニードル 2人気
2着D×レッツゴードンキ 3人気
3着E×ナックビーナス 10人気


大阪杯
A→1頭、B→1頭、C→4頭、D→3頭、E→2頭、F→5頭

結果
1着B◯スワーヴリチャード 1人気
2着C△ペルシアンナイト 6人気
3着A◎アルアイン 2人気


桜花賞
A→0頭、B→2頭、C→3頭、D→4頭、E→6頭、F→3頭

結果
1着C△アーモンドアイ 2人気
2着B◎ラッキーライラック 1人気
3着B◯リリーノーブル 3人気


皐月賞
A→0頭、B→2頭、C→2頭、D→4頭、E→3頭、F→5頭

結果
1着B◯エポカドーロ 7人気
2着D△サンリヴァル 9人気
3着C◎ジェネラーレウーノ 8人気


天皇賞・春
A→0頭、B→1頭、C→5頭、D→2頭、E→6頭、F→3頭

結果
1着C△レインボーライン 2人気
2着D▲シュヴァルグラン 1人気
3着D△クリンチャー 4人気


NHKマイルカップ
A→0頭、B→2頭、C→3頭、D→3頭、E→4頭、F→6頭

結果
1着D×ケイアイノーテック 6人気
2着D△ギベオン 2人気
3着E×レッドヴェイロン 9人気


ヴィクトリアマイル
A→0頭、B→1頭、C→3頭、D→4頭、E→4頭、F→6頭

結果
1着D△ジュールポレール 8人気
2着B▲リスグラシュー 1人気
3着C△レッドアヴァンセ 7人気


オークス
A→0頭、B→2頭、C→1頭、D→3頭、E→4頭、F→7頭

結果
1着B◎アーモンドアイ 1人気
2着D▲リリーノーブル 4人気
3着B◯ラッキーライラック 2人気


ダービー
A→0頭、B→2頭、C→3頭、D→3頭、E→5頭、F→5頭

結果
1着D△ワグネリアン 5人気
2着E×エポカドーロ 4人気
3着F・コズミックフォース 16人気


安田記念
A→0頭、B→1頭、C→3頭、D→3頭、E→6頭、F→2頭

結果
1着C◎モズアスコット 9人気
2着E△アエロリット 5人気
3着B◯スワーヴリチャード 1人気


と上半期はぼちぼちと結果を残してきたつもりではあります。

フェブラリーステークスハズレを含む2018年のG1競走はここまで11戦5勝。

最後取って気持ち良く取って秋へと繋げたいと思います。


いきましょう。


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【宝塚記念2018展望ー出走馬全頭考察ー】


ワーザー C



アルバート F
宝塚記念はスタミナも問われる舞台とはいえ2200mではこの馬にとって短すぎる上に、もしも好走があるとすれば気合いで捲るなどの策しかないと思いますが、どちらかいえば同期の浜中騎手とは対象的に極端に溜めたい質の藤岡康太騎手では不一致で厳しいでしょう。出来ることなら秋のオーストラリアの長丁場に挑戦してほしいです。


スマートレイアー E
年齢を増しても大きな衰えを見せることなくしっかりと自分の分を走ってきていることは立派で得意の阪神に替わって得意の非根幹距離のレースでと全くチャンスはないことはないと思いますが、さすがに現状で牡馬相手となると果たしてどうか。展開の助け云々より天気の助けが欲しい。道悪になれば一枚押さえても良いかなとは思います。


ミッキーロケット E
天皇賞・春好走で復活気配はあるもののギアを上げればササる癖もあることからも前走は内枠で柵に頼れて走れたコトも幸いしたでしょう。阪神の急坂コースでは全盛期のサトノダイヤモンドに迫ったり歴もあり宝塚記念の施行条件もこの馬にとっては合うとは思いますが、ハードな競馬となった天皇賞の好走馬は昨年全く力を出せず敗れている事からもこのローテはマイナス。メンバーレベルが低い宝塚とはいえそういったメンバーのG3あたりも安定して結果を出せるタイプでもないだけに…。


サトノクラウン E
キタサンブラックとガチンコでやり合った天皇賞・秋、昨年の宝塚記念、ハイランドリールを力ずくで負かした香港ヴァーズを思えば同じ「サトノ」のダイヤモンドより実績上で、常なぜかダークホース的な存在ではありますが今回はメンバー中No.1の実績馬といっても良いでしょう。しかし、大舞台ではデムーロであったりモレイラであったりとムーアであったりルメールであったりと腕があるジョッキーが乗って結果を出してきた馬です。

石橋脩騎手が下手だとは言いませんし、こちらとしてもそれなりに信用できるジョッキーになってはいるのですが、トップジョッキーとそうでない騎手の差は折り合いとか進路取りとかそういう物だけではなく、馬とのコンタクトや返し馬などから確実に差は出るもので、気難しい面があるタイプの馬ならば尚更です。

調教駆けしないタイプとはいえ一週前は物足りない動きで、やや闘志に欠けている現状。そりゃ力を出しきればベストに近いような条件の阪神2200mならそれなりに格好は付けてくるとは思いますが、石橋騎手にそれが出来るかとなると半信半疑。来られたら仕方ないですが、人気が落ちるとはいえ買いたいタイミングではありません。


ストロングタイタン D
出てこれば常に人気で高い評価を受けてきた馬が前走で初重賞制覇を飾り満を持してのG1挑戦となりますが、その前走の鳴尾記念で真っ先に感じたことは馬の成長よりも「デムーロうまぁ。」という事でした。(+マルターズ武豊騎手のフェアプレー?馬の癖で寄れた?)

開幕週に応じた進路取りしかり前々から書いてきたようにベストは平坦コースでやや非力さがあるこの馬の特徴を見抜いたか脚の使わせ方から何から何まで完璧といった騎乗でした。

そこからの乗り替わりで今回は川田騎手。同騎手は去年夏前から一番信用出来る日本人ジョッキーと書いていたように個人的には厚い信頼を置いているジョッキーですが、安田記念のペルシアンナイトしかり馬のタイプに合う合わないはあると思います。この馬にも乗って勝っている経験はありますが、一線級の馬とガチンコでやり合うにはデムーロに選ばれなかったことが痛い。馬の地力強化と勢いを買って一応は評価をDとしますが、決して進んで買いたいという感じはしないです。


タツゴウゲキ F
前走は休み明けの分で流れに乗れず終わってしまいましたが、本来は行き脚もついて基本競馬のセンスは良いタイプ。しかしそれはあくまでもG3クラスのレースでの話。今年は低調とはいえさすがにここでは格下。サマー2000シリーズで。


サイモンラムセス F
8歳馬ながらここに来ての連勝→オープン入りはお見事としか言いようがないもので、今年に入ってコンビを組んだ小牧騎手が弱点を見つけて素質を開花させた事は間違いないでしょう。今回も他馬を気にする所があるという特徴からもおそらく単騎を狙ってくるでしょうが、今年は弱いとはいえココ2走よりか一気に相手強化される事は確かで、阪神2200mへのコース替わり。先手を取るのに脚を使ってラストまで踏ん張れる姿は想像がつきません。


ヴィブロス C
上位人気必至の復権を懸ける組のうちの一頭。まずこの馬に関しては福永騎手との久々のコンビは魅力です。エリザベス女王杯で外枠を引いて力み力を出しきれませんでしたが、ソフトタイプの福永騎手となら2200mという距離はこなせて良いでしょう。

馬場が渋っても大丈夫なことは母父マキャヴェリアン姉ヴィルシーナの血統背景+昨年のドバイターフでも証明済みで、余程緩々の芝にならない限りは道悪になってもこなせて良いと思いますし、集中力を高めるという意味では少しぐらい渋った方がむしろ良いかもしれません。

一週前追い切りを見ても海外帰りの影響は感じませんし、いきなりから好勝負になって良い。ただ一つ不安点があるならやはりこのクラスでは牡馬相手で結果が出ていない事です。馬場をこなすパワーはあっても体が増えたとはいえ未だ馬体は430キロ台と混合戦になれば小さな部類。本当の底力勝負となれば脆さを出す可能性も否定できません。


◯◯◯◯◯◯◯◯◯ C
宝塚記念を使ってくる馬は、さすがに宝塚記念の施行条件に合いそうな馬が多く取り捨てが難しいレースになりがちですが、この馬もそんな一頭。しかし、今回は最大の穴候補と見ている隠し玉です。

前々走は流れも難しいレースとなった上に内外馬場差もあったレース。実際にこの馬と同じ進路を取った8着馬が、このレース後に2走連続で好走を果たしている事からも、この二頭が勝負所から取ってきた進路は決して良いものではなかったと言えるでしょう。その8着◯◯◯◯◯◯よりも踏ん張りが効いて見せ場はありましたし、今回の阪神2200mへの適性はさておき当時久々だったコトを思えば単純能力はこちらが上でしょう。

続く前走は枠が仇。スタートでスッと行き脚つかったのはハンデを背負って坂スタートの分もあったでしょうか。それでも直線は脚を余してもメンバー最速上がりを使えていて地力の証明は最低限出来たと見ても良い内容で、ここ2走は故障明けでも闘志がしっかり残っている走りには好感を持ちました。

ジリっぽいタイプではありますが長距離馬というよりかは中距離の持続力勝負型。実際この馬が連対を果たしている重賞レースの上がり3Fは36.6、36.3、35.9、35.4、35.0秒と瞬発力勝負になっていないレースで、そういった渋い流れになってこそ高いパフォーマンスを見せれる馬だという事でしょう。宝塚記念の過去5年の上がり3Fは35.7、36.8、35.0、35.6、38.0秒。例年通りの流れとなればハマって良い。

初の関西圏への輸送など不安を言い出せばキリはないが、今年のメンバーなら好勝負も可能では。馬体が絞れればなお良し。

この馬は

以上です。


それではまた明日(^ ^)