Rは日本語の文章の中に突然英単語を入れて話す事がありますが、ロシア語が入ってくることはあまりありません。母がロシア語を話せないからでしょうか、しっかりと区別しています。
ロシア語を話しているときには、たまに日本語の単語が入っているのが聞き取れることもありますが、日本語というより、世界共通の固有名詞のように使っているのかと思われます。”寿司”や”うどん”など。更に父が変な日本語を使うことでRは日本語を使っても通じると思っているふしがあります。
最近は、英語で話をする父と母にRは英語で会話に加わろうとすることも多くなりました。
先日車で外出している時に、ランチで何を食べるか話していました。
父が飲茶はどうかな?と聞くので、あまり乗り気のしなかった母はRに、
母 「Rは飲茶食べたくないよね~?」
と質問すると、
R (うなずきながら、) 「 No. 」
え?どっち?そんな器用なことができるの?と驚かされました。
でも、英語で考えると、
母 「Don't you want to eat Dim Sum, do you?」
の否定疑問文なので、食べたくなかったら「No」の返事が返ってくるのですが、
日本語だと、
母 「Rは飲茶食べたくないよね~?」
と聞かれたら、食べたくないので頷く。
身振りは日本語で返すが、英語で答えるという、なんとも奇妙なことになりました。
もうひとつ。
お友達の話ですが、先日プレイデートの際に、
Kの母 「スクーターはどこに置いたの?」
Kくん 「わからない、、どこかな~、あ、覚えた!」
Kの母 「覚えたって何? 思い出したでしょう。」
これも英語の干渉じゃないかと思います。
remember には、思い出す、覚えて[記憶して]いる、記憶にとどめるの意があるので、
Kくんの中では、
K 「Now, I remember it!」 (思い出したよ!覚えているよ!)
を日本語で表現しようとしたのではないでしょうか。
子どもの才能に驚かされました。
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