Rも母も大好きなこの本。何度も何度も読んでいたのですが、数週間前に挿絵を眺めていると母の小さな頃の記憶がよみがえりました。
 
小学生2,3年生の頃でしょうか。「コロボックル物語」という本が大好きで図書館でシリーズを夢中で読んでいたことを思い出しました。絵本の挿絵を描いている人が同じだからでしょう、なぜか突然ハッと思い出したのです。壁に背中を預けて、体操座りで本を抱えて微動だにしなかった小さな私を、ワクワクしていた幼少の自分を頭の片隅で見つけました。
 
もう少し大きくなったらぜひRにも読んでもらおうと調べてみたら、作者も「おおきなきがほしい」と同じ方でした。次回日本に行った時にぜひお迎えしてこようと思っていたところ、今日悲しい訃報を読みました。
 
 
お亡くなりになられたこと、とても残念に思います。しかし、さとうさとるさんの書いた物語がこの先ずっと語り継がれていくことを思うと、光のように嬉しくも思います。
 
母に素晴らしい時間とあの頃の純粋な気持ちを表現してくれたことを感謝いたします。そして、母の小さな息子が、この本を楽しんでくれることを心待ちにしていようと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
 
 

(5歳8ヶ月)

 

 

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