12月19日、政府は、地上配備型の新たな迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入を決定した。北朝鮮が昼夜問わず弾道ミサイルを発射する中、常時警戒できる態勢を整える。写真はルーマニアのデベセル空軍基地に配備された「イージス・アショア」のデッキハウス。2016年5月撮影(2017年 ロイター/Inquam Photos/Adel Al-

 

^---Newsweek引用ーー

<いくら日本が自衛用のミサイル迎撃システムだと主張しても、実際に運用するのはアメリカになるはずだ、とラブロフ。その論理だと、攻撃対象にされる可能性も?>

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は1月15日、

日本が北朝鮮の脅威に対抗して導入を決めた

米国の地上配備型弾道ミサイル迎撃システム

「イージス・アショア」は、

北朝鮮への攻撃に使われる恐れがあると警告した。

ラブロフは年次記者会見で、

日本が2017年12月に選定した陸上配備型イージス(レーダー基地と迎撃ミサイル)は、

攻撃用に使用されることもあり得ると発言。

システムの運用や管理に米国が関与しないという主張は疑わしく、

導入はロシアと日本の関係に緊張をもたらすという認識を示した。

日本政府は12月、イージス・アショア2基の導入を決定。

その際に小野寺五典防衛大臣は、

「北朝鮮による核ミサイルの開発は、

日本に新たなレベルの脅威をもたらしている。日本はこれまで通り、

自国を守らなければならない。

そのためには、弾道ミサイル防衛システムの抜本的な改善が必要だ」と説明した。

ロイター通信が関係筋から得た情報によれば、

イージス・アショア2基の導入には、

ミサイル抜きの値段で少なくとも20億ドルかかる見込みであり、

稼働開始は2023年以降になる可能性が高いという。

北朝鮮は2017年11月29日、

初めてICBM(大陸間弾道ミサイル)とみられる強力なミサイルを発射した。

日本の防衛範囲を越え、

同盟国である米国を攻撃することも可能だと伝えられている。

この後、日本政府はイージス・アショアの導入を決めた。

緊張を煽るアメリカ

ラブロフによれば、

米国とその同盟国は昨年から、

外交問題を複雑化させているという。

「彼らはあらゆる国際問題を自らのシナリオ通りに解決するため、

世界規模でミサイル防衛システムを配備したり

、一方的に制裁を科したり、

自国の法律を域外に適用して脅したり、さまざまな手段を駆使している」

ラブロフはさらに、

アメリカの脅しは北朝鮮および世界各地の緊張関係を

「著しく悪化させている」と付け加えた。

朝鮮半島の問題に関わる主要国の中で、

ロシアは北朝鮮と最も良好な関係を築いている。

(翻訳:ガリレオ)

 

引用元☛https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/01/post-9314.php

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^---引用ーー

2018年度防衛予算案に、

施設設計費や設置候補地の地質調査費7億3000万円を計上する。

17年度補正予算案にも、調達先である米国に支払う技術支援費を盛り込む

 

政府は19日、地上配備型の新たな迎撃ミサイルシステム

「イージス・アショア」の導入を決定した。

北朝鮮が昼夜問わず弾道ミサイルを発射する中、

常時警戒できる態勢を整える。

導入には2基合計で最低2000億円かかり、

運用開始は今から5年以上先になる見込みだ。

19日午前の閣議で決定した。

2018年度防衛予算案に、

施設設計費や設置候補地の地質調査費7億3000万円を計上する。

17年度補正予算案にも、調達先である米国に支払う技術支援費を盛り込む。

防衛省は日本海側に2基を配備し、

射程や速度を向上させた迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を搭載して

北海道から沖縄県まで防衛することを想定している。

陸上自衛隊が運用し、24時間体制で警戒に当たる。

導入費は1基あたり約1000億円。配備場所の地盤や、

選択するレーダーなどによってはさらに膨らむ。

これとは別に、搭載するSM3ブロック2Aが1発約30億円かかる。

防衛省は配備時期を明らかにしていないが、

関係者によると、設置場所やレーダーの選定、

生産、試験を経る必要があるため、運用開始は2023年度になる見通しだ。

日本の弾道ミサイル防衛は現在、

イージス艦から発射する「SM3ブロック1A」を使って大気圏外で迎撃、

撃ちもらした場合に地上移動式ミサイル「PAC3」で迎撃する2段構え。

イージス・アショアの導入で、大気圏外での迎撃態勢を強化する。

また、イージス艦のミサイル防衛の負担任務が軽減し、

シーレーン(海上交通路)防衛などに就くことが可能になる。

イージス・アショアは米国が開発した短・中距離弾道ミサイル迎撃システムで、

北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛の一環としてルーマニアで運用が始まっている。ポーランドにもまもなく配備される。

防衛省は在韓米軍が配備している

「THAAD(高高度迎撃ミサイル)」の導入も検討したが、

イージス・アショアに比べて迎撃範囲が狭く、

日本全土を守るには6基以上が必要なことから非効率と判断した。

(久保信博)

引用元☛https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/25-12.php

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